アカウントの乗っ取りを他人事だと傍観しているだけではいけません。
Google・Facebookなど、僕らは様々なサービスでアカウントを使い分けています。しかし、それらのセキュリティにおいて意識していることはあまりないかもしれません。
最近ではGoogle・Facebookのアカウントは様々なウェブサービスのログインアカウントに使用できるようになりました。そのため、これらのアカウントが乗っ取られてしまう=色んなウェブサービスにも危険が及ぶということにも繋がってしまうかもしれません。
「LogDog」はアカウントへの不正アクセスを監視してくれるセキュリティアプリです。第三者が不正にアカウントにログインを試みると通知してくれる番犬的存在です。
利用しているサービスのアカウントは確実に追加しておくべし!
最もよく利用しているであろうアカウントは絶対に追加しておくようにしましょう。GoogleアカウントやFacebookアカウントの場合、不正アクセスを検知するとメールで通知してくれますが、メール受信が多い人の場合は見逃してしまう可能性だってあります。
「LogDog」では現在Google・Facebook・Dropbox・Yahoo・Evernoteの5つのサービスに対して不正アクセスへの監視を行ってくれます。
Yahooアカウントの登録アドレスについては「.com」のみで「.co.jp」には対応していないので、その点は注意しておいてください。
利用しているアカウントはすべてこのアプリに追加しておくことが望ましいと思います。
利用しているアカウントでログインすると、スキャン後にアカウントの監視がスタートします。「PROTECTED」と表示されていれば現在保護されている状態ということになります。
この表示が変化していると不正アクセスされている疑いが強まります。緑(PROTECTED)→黄色(PAUSED)→赤(FIX NOW)という順に危険度を通知してくれるので、確認した上で危険と判断したら、即座にパスワードの変更など必要な対処を行うようにしましょう。
ログイン情報の詳細もチェックできる
各アカウントのアイコンをタップして詳細情報を確認すると、ログインに関する情報も把握することができます。
こちらは僕のFacebookアカウントに関する情報。どこでログインしたのか、ログインした端末は何か、ブラウザやアプリは何を使用していたのかといった情報までわかります。
ここで普段とは違う場所(例えば海外など)からログインした形跡があれば不正にアクセスされている可能性があります。パスワードを変更したり、アカウントによっては2段階認証などを用いてセキュリティを強化したいところ。
僕も過去にGoogleアカウントで2度、Facebookで1度不正アクセスされた経験があります。そのときは警告アラートに気付いたことで運よく何ごともなかったようですがあまり何度も経験したいものではありません。
不正アクセスされて気づかないままだと、何をされるかわからないといった恐怖もあります。セキュリティに対して意識を高めることで、自分の情報はしっかりと守れるようにしておきたいですね。