皆さんは、1日どのくらいの時間をスマホを利用しているだろうか。
ニールセン調べ(2014年10月)によると、2014年7月時点での日本国内のスマートフォン利用時間シェアは、ウェブブラウザの利用時間は28%なのに対し、アプリからの利用時間は72%と、ウェブブラウザの2.5倍の時間を利用していることが分かった。
また、カテゴリ別アプリ利用時間を見ると、34歳以下は「サーチ、ポータルとSNS」が全体の35%と一番多く、続いて「エンターテイメント」(24%)、「コミュニケーション」(19%)などとなっている。SNSなどに利用する時間が非常に多いことが分かるだろう。
デジタルアーツの「未成年の携帯電話・スマートフォン使用実態調査」(2014年3月)によると、女子高生の4割以上が一日6時間以上利用していることも分かっている。
総務省 情報通信政策研究所「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査報告書」(2014年5月)によると、スマホを利用しすぎることで睡眠時間や学習時間が減る傾向も指摘されており、利用しすぎは注意したいところだ。
自分のスマホ利用時間をチェックしよう
「Checky」というアプリ(iOS/Android)はバックグラウンドで動き、スマホを利用する頻度と場所を教えてくれるので、自分の利用傾向が分かる。
「Moment」というiOSアプリなら、「Auto-tracking」にチェックを入れておけば、気になるiPhoneの一日の利用時間をチェックすることができる。
なお、iOSで「設定」→「一般」→「利用状況」→「バッテリーの使用状況」では、フル充電後の経過時間を知ることができる。
自分の利用を客観視することが、利用しすぎをひかえる第一歩となる。他にも様々なアプリがあるので、自分の利用時間をチェックしてみてはいかがだろうか。