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スマートカンニング...それって全然スマートじゃないですね。
「英検」でおなじみの『日本英語検定協会』は、スマートウォッチ、スマートグラスといったウェアラブル端末について、チェックの徹底と試験室内への持ち込みを禁止することを発表しました。
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同協会の発表には、「昨今の世界的なウェアラブル端末(スマートウォッチ、スマートグラス等)の普及により、試験当日の運用規約の見直し」とあり、3月21日のIELTS(英語能力判定テスト)から以下の2項目を実施しているのだそう。
・筆記/スピーキング試験室内への腕時計全般の持込を禁止
・朝の受付時のメガネの確認
昔から電卓付き腕時計などが問題視されたりしていましたが、今回の試験運用規約改定によって英検協会はウェアラブル機器普及前に「スマート・カンニング」への先手を打ったかたちとなりますね。確かに試験会場で受験者みんなが「OK、グーグル」なんてささやいていたら目も当てられません。
もっとも、今後はさらに身体にフィットしたウェアラブル・デバイスの登場が予想されており、はたしてどこまで制限できるのかは課題となりそうです。例えばカツラとかコンタクトレンズなどなど...。
ウェアラブル機器が浸透する頃には、「それでは試験を開始しまーす、ただし全裸で」なんて光景が試験会場で見られるようになってしまうのでしょうか。うーん、それってなんだかイヤな未来像かも...。
3/21のIELTSテストより、試験室内への腕時計の持込ができなくなります。 | IELTS | [公益財団法人 日本英語検定協会]
Photo by Thinkstock/Getty Images
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