世はまさに、大格安SIM時代!
格安SIMを取り扱う、U-NEXTのU-mobile、ソネット、DMM mobileの3社がプランの改定を発表しました。各社の公式発表によります。
・格安モバイルサービス「U-mobile」、料金改定および通信容量の増量を実施 指定携帯端末購入でお得なキャンペーンも開始(※リンク先PDF)[U-mobile]
・ソネット、「PLAY SIM」にて料金据え置きで通信容量を拡大 ~『Xperia J1 Compact』セット販売向け「PLAY SIM」音声通話付きプランもデータ容量アップ~[ソネット]
・DMM mobile 業界最安値挑戦![DMM mobile]
先日、別の格安SIM業者4社がプランの改定を発表したところであり、今回の改定はそれに追従する形となります。まさに、「格安SIM群雄割拠」といえましょう。
なお、各社の価格の比較は、以下の記事にまとめています。ぜひ、合わせてご覧ください。
U-mobile:増量・値下げ共にあり
まず、U-NEXTが提供する格安SIMのU-mobileは、プランによって通信量の上限増加と値下げがそれぞれあります。具体的には、以下のとおり。
1ギガバイトと3ギガバイトが上限だったプランは、それぞれ他社と同じく3ギガバイトと5ギガバイトへ。一方、「ダブルフィックス」プランは、値下げとなりました。
この「ダブルフィックス」プランは、いわゆる「二重定額」システムです。1ギガバイトまでなら安く、それ以上使用すると額がアップするというもの。
プランの改定発表が後発だっただけに、全体期的にかなり安めな設定になっていると思います。
独自の道を行くソネット
ソネットは、他社と比べてかなり独特な展開をしています。というのも、現在あるアプランのほとんどが、格安スマホとのセットなのです。
例えば、先日発表されたイオンスマホの「Xperia J1 Compact」(Xperia J1 コンパクト)には、ソネットのSIMが付属します。
その他のプランも、一カ月ではなく一日単位での上限がついたプランがほとんど。唯一、一カ月上限4ギガバイトで通話ができるプランも、ソニーストア限定です(参考サイト ※リンク先PDF)。
アマゾンで購入できるSIMは、一カ月で4ギガバイト上限ですが、通話のできないデータ専用SIM。ただし、4ギガバイトで880円ですから、値段的には破格です。
PLAY SIM for Amazon.co.jp[So-net]
他社との差別化が激しすぎて、かなり玄人好みになっていると感じました。とはいえ、全体的に良いプランがそろっているとは思います。
大きく攻めてきたDMM mobile
DMM Mobileは、今回最も大胆なプラン改定に乗り出しました。新たに2ギガバイトのプランを作りつつ、既存のプランは大幅に値下げです。
プランの数がかなり多いため、実際にDMM mobileのサイトをご覧ください。
DMM mobile 業界最安値挑戦![DMM mobile]
一カ月3ギガバイトのプランでも850円という破格で、もっと通信量上限が低い代わりに安いプランも用意されています。使い方によって、柔軟にプランが選択できるようになりました。
今回のプラン改定により、さらに選択の幅が広がりましたね。どこも魅力的で、迷ってしまいそうです。
・格安モバイルサービス「U-mobile」、料金改定および通信容量の増量を実施 指定携帯端末購入でお得なキャンペーンも開始(※リンク先PDF)[U-mobile]
・ソネット、「PLAY SIM」にて料金据え置きで通信容量を拡大 ~『Xperia J1 Compact』セット販売向け「PLAY SIM」音声通話付きプランもデータ容量アップ~[ソネット]
・DMM mobile 業界最安値挑戦![DMM mobile]
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