「禅」を感じるインスタント料理。 寺生まれの「精進カップ麺」誕生
精進した気分になれます。
zen-foodsより、横浜の曹洞宗大本山總持寺が監修したカップ麺、「我逢麺」（がほうめん）が発売されました。以下のサイトにて購入できます。
本商品はいわゆる「精進料理」で、動物性食品一切不使用。家で手軽に精進料理が食べられる、というわけです。
「精進料理」な「カップ麺」。なんともミスマッチで、とても気になる...。というわけで、実際に食べてみました。
パッケージ
届いた「我逢麺」がこちら。うどんとソバがあります。
パッケージには、「動物性食品一切不使用」という言葉が2カ所に書かれています。
カロリーは、ソバが「357kcal」でうどんが「393kal」。低めですが、劇的に低いというほどではありません。
いざ開封
では、封を切ってみましょう。中身は、シンプルなカップ麺です。
フタの台紙の裏には、ありがたい法話（全12種類）が書かれています。
かやくと粉末スープを入れ、お湯を注ぎます。ソバは3分、ウドンは5分待てば完成！ 裏面の法話を読みながら待ちましょう。
食す
できあがったら、実際に食べてみましょう。私は、ソバをいただきました。
精進料理とはいいますが、見た目は普通の山菜そば。味も香りも、ワラビの風味が強かったです。
最初は「味気ないなー」と感じましたが、やはりさっぱりとしていて食べやすい。きくらげやぜんまいなどがメインですが、小さく切られた油揚げとそぼろっぽいもの（多分小さながんもどき）も入っているため、味気なさを感じたのも最初だけでした。
同じく、うどんを食べたワタナベは、「どんべえっぽい」と語っていました。こちらも、なかなかおいしくいただけたとのことです。
うどんも人参やかぼちゃなど野菜がたっぷりで健康に良さそうですね。
どちらも成人であれば、普通においしくいただけるでしょう。子供が食べるには、ちょっと物足りないかもしれません。
あと、なんとなくですが、徳が高まったような気がします。気のせいです。
価格は通販なら12個入りで、3600円。總持寺内売店・曹洞宗関連施設でも販売されています。
国内外からの発注が殺到しているということですので、ご注文はお早めに。
カップ麺という姿ではありますが、お寺公認の「精進料理」です。普段の食事に「禅」の心を取り入れたい方は、購入してみてはいかがでしょうか。