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ロードカナロアは偉大だったとしみじみ。
ドバイミーティングに参戦した日本馬は残念な結果でした。ゴールデンバローズとワンアンドオンリー以外は「完敗」といっていい内容で、昨年の歓喜から一気に現実に戻されたような一夜。日本競馬の「エース不在」の現状をまざまざと痛感します。
そして、中長距離よりもさらに「エース不在」が深刻なのがスプリント路線。今日の高松宮記念で新しいエースは生まれるでしょうか。一方、香港からはエアロヴェロシティが参戦。短距離王国からきた本物のスプリンターです。日本馬にとても高い壁がたちはだかります。
本命は◎エアロヴェロシティ。
日本の(暫定)大将であるストレイトガールを香港スプリントで完封。着差以上に力の差を感じました。今の日本勢でこの馬とやりあえるのがいるようには思えません。血統的にも日本の馬場が合わないとは思えず、かつ今の中京はそこまでスピードが出ない馬場。大雨にでもならない限りは死角はないのではないでしょうか。あっさり圧勝する可能性も。
対抗は○ストレイトガール。
先行馬はエアロヴェロシティに駆逐されると見ます。となれば、中団から行くこの馬を評価せざるをえません。残念ながら、この馬を超えそうな馬がほとんどいないのが今の日本の現状。エアロヴェロシティが思ったほど順応できなかった場合はこちらの逆転があるかもしれません。
3番手は▲ダイワマッジョーレ。穴馬では△サドンストームと△サクラゴスペル。突っ込んでくるとすればこのあたりでしょうか。以下、後ろからいく可能性に期待して△ミッキーアイル、3着候補で△アフォード、△レッドオーヴァル、△オリービンまで。
※なお、この連載は今週でいったん区切りとなります。半年間ありがとうございました。
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