年度末まっただなか! 皆さん「おは用語」~!
携帯電話を持って海外に出かけるとき、日本国内でいつも使っている事業者(キャリア)の電話番号そのままで海外でも使うためのサービス『国際ローミング』を利用するケースがありますね。国内外ともに、電波の圏外となるエリアでも、提携事業者の設備を使って通信できる仕組み全般を指す「ローミング」について解説していきましょう。
海外利用からWi-Fiまで幅広いローミング
参考: 海外・国際サービス | サービス・機能 [au]
ローミングというと海外ローミングを連想しますが、日本国内であっても自社エリア外の地域で提携事業者の電波を使うことがあります。
国内外とも、ローミング提携する事業者間で通信方式や電波の周波数には互換性が求められ、ユーザーの端末もローミング先の通信方式に対応している必要があります。
通信方式の解説記事: モバイル回線の種類いろいろ【おは用語まとめ】
現在では各キャリアとも人口カバー率が非常に高くなったため国内ローミングはあまり見なくなったものの、ソフトバンクグループ内の事業者(ソフトバンクモバイル、ワイモバイル)では3GやLTEの国内ローミングが行われる地域があるようです。
格安スマホ(MVNO)のローミング事情は?
多くの事業者がNTTドコモの回線を使っているため、国内でのサービスエリアでは不足を感じることがない『格安スマホ(MVNO)』ですが、一部では国際ローミングに対応していないサービスも。
参考: 国際電話・国際メッセージサービスの通話・通信料・サービスエリア検索 [NTTドコモ]
最近では認知度が上がってきた気配のあるMVNO、しかし海外に行くことが多いユーザーはローミングの可否(音声のみ/データ含め)や現地SIMの購入での対応など良く調べておいたほうが良さそうですよ。
それでは今日も一日、スマートに! いってらっしゃい!
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