待ってましたよー。
格安スマホ・SIMを取り扱うmineo(以下、「マイネオ」表記)が、プランの改定を発表しました。公式サイトにて告知されていまます。
多くの格安スマホ業者がプラン改定を発表する中、沈黙していたマイネオでしたが、ついに来ましたね。他社の改定したプランについては、以下の記事をご覧ください。
というわけで、早速マイネオの改定されたプランの内容を見てみましょう。
これがマイネオの新プランだっ
基本データ容量 500MB(新設) 1GB 2GB→3GB 4GB→5GB シングルタイプ(データ通信のみ) 700円 850円 980円 1,580円 デュアルタイプ
(音声通話つき) 1310円 1460円 1590円 2190円
価格は据え置きで、2ギガバイトのプランは3ギガバイトへ、4ギガバイトのプランは5ギガバイトへとアップしました。また、500メガバイト(1ギガバイトの半分)のプランが新設されます。上限500メガバイトは、珍しいですね。
容量の上限アップは5月1日(金)から、500メガバイトプランは6月1日(月)からスタート。
また、データ通信の高速と低速を切り替えたり、残りの通信容量を確認したりできるアプリ「mineoスイッチ」も6月1日(月)にリリース予定です。「iPhone」用とアンドロイド用の、両方が用意されます。
「マイネオ」はau回線
さて、他社に比べると、やや改定の発表が遅くなってしまったマイネオ。できることなら、4月中に改定して欲しかったところですよね。
しかし、マイネオが借りている回線は、格安スマホ業者の多くが扱うドコモではなく、auの回線です。プランの改定が遅くなってしまったのは、その影響かもしれません。
この辺の事情については、以下の記事をご覧ください。
現在、auの回線を利用している格安スマホ業者はマイネオとUQ mobileのみ。IIJも今月にau回線を使ったサービスを発表しましたが、法人向けのみです。
そのため、マイネオとUQ mobileのSIMは、auのスマホ(または一部のSIMフリースマホ)でのみ使えます。逆に、他社の格安SIMは、ドコモのスマホじゃないと使えません。
つまり、auのスマホで格安SIMを使いたい人にとっては、マイネオは数少ない選択肢の一つなのです。今回のプラン改定は、現在auのスマホを使っている人にとってはとてもありがたいものでしょう。
ここで言っている意味がよくわからないという方は、以下の記事の「ドコモ」の部分を「au」へ、「楽天モバイル」の部分を「マイネオ」に置き換えて読んでみてください。なんとなくでも、理解できるはずです。
実は私自身がもうすぐ2年契約の終わるauの機種を使っているため、今回の発表には心が動かされました。同じように思っている方も、多いのでは。
auスマホでマイネオ...なかなか、魅力的な選択肢かもしれません。
基本データ容量の見直し、ならびに高速データ通信容量節約アプリの提供開始について[mineo]