ニュースは「探す」から「来る」時代へ。
ここ数年、「ニュースキュレーションアプリ」が人気を集めています。「ニュースキュレーション」とは、ネット上で話題になっている記事を自動ないし手動で集めて、一覧にしてくれるもの。
自分でニュースを探す手間が省け、話題のニュースだけを拾い読みできるのが魅力です。注目度の高い記事を優先的にチェックできるので、より効率のいい情報収集ができます。
という訳で今回は、そんな「ニュースキュレーションアプリ」をまとめてみました。今日からニュースを一つ一つ探すのは止めて、情報通になりましょう。
なお、以下のアプリの並びは、「機能がシンプルでより初心者向けなもの」から順に並んでいます。自分の好みに合わせて、選んでみてください。
Yahoo!ニュース
レビュー記事:今までの待ち時間って一体... 『Yahoo!ニュース』読むなら、アプリの方がずっと高速だゾ!
やっぱり一番人気、Yahoo!ニュース。スタッフが選んだニュースが更新されていくYahoo!ニュースも、いわば一つのキュレーションアプリです。
アプリ版の方が、ブラウザ版よりもサクサク読めておすすめ。いつもブラウザで見ている方は、ぜひ一度使ってみてください。
LINEニュース
メッセージアプリの「LINE」が作った、ニュースアプリです。話題のニュースを数行程度で簡単にまとめた、「要約」で掲載しています。
ニュースの選定や要約は、すべてスタッフによる手作業。ニュースがざっくりと理解できますので、「とにかく時間がない」という方におすすめです。
スマートニュース
ツイッターのリツイート数などから、自動で話題のニュースを拾い上げてくれるアプリです。リアルタイムに更新されていくため、速報性は抜群。
見やすい画面、サクサクとした動き、読み込み時間なく読める「スマートモード」など、隅々まで賢く作られています。あらゆる意味で、最も「速い」キュレーションアプリかも。
グノシー
「キュレーション」アプリの、最もたるのがこの「グノシー」。フェイスブックやツイッターと関連付けると、その投稿から自分に興味のありそうなニュースを選んでくれます。
さらに、「グノシー」内で開いたニュースも、好みのジャンルとして記録。使えば使うほど、「自分専用ニュース」に育ってくれますよ。
マイタイムライン
話題のニュースを、タテの長ーいスクロールとしてまとめてくれるキュレーションアプリ。同じ内容を扱っている他社の記事を、簡単に比較できる機能がユニークです。
多くの情報が詰まっている分、カテゴリー選択やキーワードによる絞り込みで自分流にアレンジできるようになっています。よりたくさんの記事を探したい人向けですね。
スマトピ
他のキュレーションアプリと違い、動画コンテンツがメインのアプリ。一度再生を始めたら、操作することなく次々と動画ニュースを流してくれます。
また、本アプリのみの、オリジナルコンテンツもあり。キュレーションアプリの中でも、非常に独創的な作りとなっています。
アンテナ
雑誌のような、おしゃれな見た目が特徴のキュレーションアプリです。その華やかさは、パッと見ただけでも目を引かれるほど。
各記事をどれだけの人がクリップ(保存)したかがすぐ分かるようになっているなど、機能面も申し分ありません。ショッピング機能なんてものもついており、女性のユーザーも多いようですよ。
フリップボード
「アンテナ」ほどではありませんが、こちらもなかなかのオシャレキュレーションアプリ。紙をめくるように、ペラペラとページをめくっていく感覚が新鮮です。
また、他の人が作った記事のまとめを「雑誌」として購読したり、自分でまとめてコメントを挿入したりといった独特な機能も。人と「つながる」ことで、さらに楽しくなっていくアプリです。
以上、今注目の「キュレーションアプリ」まとめでした。一言に「キュレーションアプリ」と言っても、それぞれユニークな機能を持っていることがお分かりいただけたかと思います。
もはやニュースは自分で探すのではなく、向こうからやってくるもの。皆さんもぜひ、キュレーションアプリを一度お試しください。
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