皆さん、今日も「おは用語」いってみましょうー!
OSのバージョンやウイルス対策ソフトは常に最新、怪しいサイトやメールにも常に気をつけている...なのにコンピュータウイルスに感染しちゃった! どうしてー!?
もしかするとそれはセキュリティ企業さえも把握していない新種のウイルスかもしれません。今朝はこんな事態に対処するための公的な「ウイルス届出窓口」「相談窓口」をご案内しましょう。
ウイルスを発見・感染しちゃったら届出を
コンピュータウイルスの届出窓口[情報処理推進機構(IPA)]
コンピュータウイルスの届出を受け付けている公的機関が、経済産業省系の独立行政法人 情報処理推進機構の「セキュリティセンター(以下IPA/ISEC)」です。感染の拡大と再発を防止するため、ウイルスを発見、あるいは感染した場合には届け出るように呼びかけています。
IPA/ISECが発表しているグラフを見ると、ウイルス届出件数そのものは2005年前後の急増から年々減少しているものの、まだまだ多くの新種ウイルスが誕生し続けているのもわかります。
ウイルスの届出はIPA/ISECの届出ページに用意されている様式に記入の上、郵送、FAX、E-mail、Webで行うことができます。肝心のコンピュータがウイルス被害に遭っているときには、感染を広げないためにもネットワークから切断して対応するのがよいでしょう。
ウイルス以外の届出や相談は?
届出・相談のページ[情報処理推進機構(IPA)]
IPA/ISECでは、ウイルス以外にも不正アクセスやサイバー攻撃といった様々なコンピュータセキュリティ上の相談や届出を受け付けています。
また、警察庁では「都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口等一覧」を公開していますので、こちらもあわせてチェックしておきたいところ。
スマートフォンやコンピュータがウイルスに感染したまま放置してしまうと、インターネットを介して自分が感染源になってしまうかもしれません。また、乗っ取りや遠隔操作を受けた被害者が知らないうちに攻撃に加担していた...なんてケースも聞かれます。
「よくわからない」と放置せず、信頼できる機関に相談・届出することが大事なのですね。
それでは皆さん、今日も1日スマートに! 行ってらっしゃい!