どーしても核燃料サイクルをやりたい経産省、続き。
どーしても核燃料サイクルをやりたい経産省は、次々と奇妙な資料を作る。
「再処理したら新しい燃料が一割、二割」に続いて、今度は、再処理したら廃棄物の有害度が低減する!
使用済み核燃料を直接処分すると潜在的有害度が天然ウラン並みになるまで10万年かかるところ、再処理すれば8千年に短くなり、体積比でも四分の一に減容化できるという資料を、経産省がせっせと配る。
私がギャンギャンと、いい加減なことを言うなと自民党の会議で噛みつくものだから、最新の資料にはとうとう注釈が付いた。
「再処理後のガラス固化体からは、ウラン、プルトニウムが除かれるため、放射能による有害度が低減される」。
翻訳すると、「ミカンの皮をむくと、ミカンの実が取り除かれるので、ミカンをそのまま捨てるより、皮だけ捨てる方がゴミは小さい」。
そりゃそうだが、ミカンの実はどうするんだ!?
経