障碍福祉サービスを提供している事業所の報酬単価は、人件費の地域差を反映させるために、自治体ごとに決定されています。
例えば神奈川県の例でみると、平塚市は5級地で6%上乗せの対象になり、小田原市は6級地で3%上乗せされます。
ところが中井町と二宮町も6級地になっているのに対して、大磯町は上乗せがない「その他」という地域に指定されています。
多くの方が、なんで二宮町と大磯町の区分が違うのと疑問に思われると思います。
この報酬単価は、国家公務員の地域手当の区分を基本に決められますが、この地域区分は、国の官署所在地にしか設定されません。
そのため、国の官署がない地域は別のルールが適用されます。
もともとは大磯町にも二宮町にも国の官署がなかったので、地域区分の指定がありません。 つまり、そのままなら「その他」に区分されます。
そういう自治体のなかで、国の官署のある2か所以上の自治体と境界を接している