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技能実習生という制度があります。
外国の人材を日本に招き、様々な職業で技能を実習させるという制度です。
しかし、この制度には様々な改善が必要な点があります。
その一つが技能実習生として来日した者の不法残留が多いということです。
制度上、三年間(新制度では最長五年間)の技能実習が終われば、それぞれ本国に帰国することになっています。
しかし現実には、一年目に失踪し、不法残留してしまう者が2,902人もいます。
二、三年目に失踪してしまう者が4,012人、あわせて6,914人が不法残留になっています。(平成30年1月1日現在)
国別にみると
ベトナム 3,122人
中国 2,979人
インドネシア 453人
フィリピン 145人
タイ 96人
その他 119人
となっています。
最も不法残留が多いベトナムに関しては、先日の日越外相会談において私からこの問題を提起し、日越両国間でこうした問題についてきちんと対応
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