不正確な情報に基づいてのご意見も散見されますので、現状を紹介したいと思います。
自衛官の俸給は、警察官・皇宮護衛官・刑務官に適用される公安職の俸給表にあらかじめ超過勤務手当相当分を加えた額を俸給水準として設定しています。
そこから医療費相当として約1%、さらに駐屯地などに居住する曹士自衛官に関しては、平日の昼食などの自己負担分として約6000円が減額調整されます。
この俸給に、一般職と同様に支給される扶養手当などが加わり、さらに職務に応じた手当として、乗組手当・航空手当・特殊作戦隊員手当などの配置手当が支給されます。
また、これに加えて個別に著しく危険、不快、困難な特殊業務に従事した際には、日数や時間に応じて各種の特殊勤務手当が支給されます。
配置手当では、乗組手当を例にすると、自衛官の乗組手当は俸給月額の33%で、67,