海上自衛隊練習艦隊出国行事

海上自衛隊では、防衛大学あるいは一般大学を卒業し、幹部候補生に採用された者を、まず海上自衛隊曹長に任命し、江田島で幹部候補生として一定期間の教育を受けた後、３等海尉（院卒者試験合格者は２等海尉）に昇任させ、遠洋練習航海に参加させます。

今年の遠洋練習航海は、一般幹部候補生課程修了者約１９０名（うち女性約３０名）が、練習艦「かしま」、「しまかぜ」で、５月２０日から１１月１１日までの１７５日間に、ブルネイ・ダルサラーム国（ムアラ）、セーシェル共和国（ビクトリア）、南アフリカ共和国（ケープタウン）、セネガル共和国（ダカール）、イタリア共和国（ナポリ）、トルコ共和国（イスタンブール）、スペイン王国（バレンシア）、ドイツ連邦共和国（ハンブルク）、英国（ロンドン及びサウザンプトン）、アメリカ合衆国（ノーフォーク及びハワイ）、メキシコ合衆国（アカプルコ）に寄港します。

今年で６８回目となる遠洋練習航