社会保険料、とくに医療保険料の見直しをして現役世代の手取りを増やす必要性が叫ばれています。

現在、消費税が非課税になっている診療報酬に、ゼロ税率で消費税をかけて、医療機関が仕入れに支払った消費税を還付できるようにすると、診療報酬に潜り込まされている医療機関の消費税負担分が削減できて、窓口負担と保険料負担を削減することができます。

社会保障改革のためには、ちりも積もれば山となる細かい無駄も見つけて削減していくことが必要ですし、医療に直接、影響がないものからメスを入れていくことが必要だと思います。

そのための第一歩が、現在、消費税非課税になっている保険診療に消費税をゼロ税率でかけることです。

病院やクリニックなど医療機関が購入する機械や薬などには消費税10%がかかります。

しかし、保険診療は非課税ですから、医療機関が患者から受け取る料金には消費税を上乗せすることができません。

仕入れには消費税