少し古いデータですが、2021年度の医療保険ごとの保険料の流れをまとめたものです。(日本総合研究所作成)
現役世代の負担する健康保険料の約4割が前期高齢者と後期高齢者の医療保険を支えるために使われている現状を変えて現役世代の手取りを増やすためには、一つの案として、健康保険料を消費税に振り替え、低所得の者の負担を軽減するために、給付付き税額控除の仕組みを入れることが考えられます。
協会けんぽでは給与の約10%が健康保険料として差し引かれ、健保組合も10%よりは低いものの多くの場合、8%台の保険料が差し引かれています。
その結果、2021年度に、協会けんぽの保険料収入は9兆9千億円ありましたが、この年度の支出をみると、医療保険の給付額6兆7千億円に加えて、後期高齢者支援金として2兆2千億円、前期高齢者納付金として1兆6千億円が支出されています。
大企業の健保組合の場合、2021年度の保険料収
