第8回湘南国際マラソンの一般エントリーに関し、問題が発生し、多くの皆様にご迷惑をおかけしました。申し訳ございません。
まず、昨年から、何が改善された(はずだった)のか。
ランネットを運営するアールビーズ社のご協力により、システムの増強を今年3月に実施しました。
具体的には、WEBサーバー、アプリケーションサーバー、データベースサーバーの3つのサーバーの増強です。
このシステム増強後にエントリーがあった人気五大会のエントリー状況から、増強前と比較して、処理速度は5倍程度、エントリー確定処理は3倍程度向上したと思われます。
地元枠のエントリーも、昨年に比べ締め切りまでの時間が大幅に短縮され、システム増強の効果を確認していました。
では、一般エントリーで、何が起きたのか。
今年のエントリーの集中は、午後8時台の段階で昨年の約1.6倍に上ったと推定されています。
アールビーズ社のレビューによると、サーバー増強したにも関わらず、結果的にエントリーに時間がかかった原因は、アクセスが集中した結果、参加者がデータセンターに入ったところのルーターに障害が発生し(21:05頃)、再起動を実施したため、エントリーが先に進めない時間帯が発生しました。
さらにアクセス集中により、暗号化と復号を行うSSLアクセラレーターにもエラーが生じ、この部分が機能しなくなったため、途中で切断される、処理性能が著しく落ちるなどの事象が発生。
システムの完全復旧は、02:00頃のようです。
電車に例えると、電車は増便(=サーバー増強)したが、改札機(=ルーター他)が故障し、駅構内に入れず電車に乗れない(=増強したサーバーが役に立たない)状況に陥ったというイメージになります。
スマートフォンのほうがパソコンよりアクセスしやすかったのか。
アールビーズ社によれば、一概には言えないようです。
スマートフォンがパソコンよりエントリーが早くできたと感じたことについては、下記のような可能性が考えられるとのこと。
最新のスマートフォンと旧型のパソコンとのスペックの違いでスマートフォンの方が早いように感じられた。
パソコンよりスマートフォンの方が画像が少ないため、画面表示が早く表示され優位に感じられた。
スマートフォンユーザーが多くそういった意見が多く感じられた。 など
次回に向け、対策の協議を始めました。
今回エントリーできなかった方も、これに懲りず、ぜひ、第9回湘南国際マラソンへのご参加を、お待ちしています。