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これまで経産省は、原発が停止したことによる燃料費の増加がいくらだという数字を何回か出している。
例えば、福島第一原発の事故を受けた原発停止の影響で、火力発電の焚き増しにより、2012年度に燃料費が3.1兆円増えたと経産省は主張している。
経産省の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会第2回資料によると、2012年度実績という欄に、原発停止による燃料費の増加が3.1兆円と明記されている。
しかし、これは嘘だった。
さらに2013年度の原発停止による燃料費の焚き増しは3.8兆円にも上るとしているが、その数字にも信憑性はない。
そこで経産省に、2010年度から2014年度までの各年度に電力10社が使用した実際の化石燃料の使用量、その年度の平均燃料価格を出してもらった。
LNG、石油、石炭、ウランの合計輸入金額は
2010 33,764億円 2010比
2011 56,627 22,863億
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