使わないのに年間12億円のコストをかけている日本原子力研究開発機構の開栄丸に関して、室蘭に停泊中の8か月は13名の船員が乗り組み、年に一回、和歌山のドックに回航して整備をする4か月には17名の船員が乗り組んでいることがわかった。
文科省によれば、この開栄丸の船員の平均給与は123万円/月・人だという。
もんじゅが再稼働すれば、2か月に一回、照射済み核燃料をもんじゅから東海研究所に輸送するために開栄丸を使うことを検討中というが、いつ、もんじゅが動き出すかも不明だし、仮に動いても開栄丸を使うのは最大、年に6回。