ゲストさん のコメント
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2015年7月28日に配信されたブロマガ記事 を復刻版としてお届けします オリジナルは https://ch.nicovideo.jp/tsudanaoshi/blomaga/ar838687 になります
賞発表の準備を何人かのスタッフとしていると、その中の一人が僕に話しかけた。
「津田さん、X。あれ、まずいっすよね、危なかったですよね。あんな勝手なバンド、困ったもんですね。俺なんかさぁ、あのダラダラと続けてる煽り、何やってんだよー、と思ってさ、頭来たから止めようとしたんすよー。そしたらさ、何でか分からんけど、止めない指示が出てて驚いちゃった。でも、もう少し続けてたら、俺、PAんとこ行って、勝手に止めてたっすよ」
「ええ!ほんとに〜?」
咄嗟にひとこと、軽く応えながら、僕は自分の心境の変化に驚いていた。
彼の発言を聞きながら、心の中で(こいつ、何もわかってねえな・・・)
と思ったからだ。
そもそも、演奏を止めない指示、というのは僕の判断によるものだ。
オーディションの現場責任者としての判断で、あの煽りを止めなかったのだ。
Xというバンドのわがままではなく、バンドの思想を理解し、応援したいと決意した、オーディション内部サイドの判断なのだ。
そこまで人の心を動かすバンドの魅力・・・そこをわかっていない、ひとりのスタッフの感情など、オーディションという大切な機会に、何の価値があるのか。
そんな思考を一瞬のうちに済ませて、彼の発言がどうでも良い内容だから、ひとことで済ませたのだ。
音楽プロデューサー/作曲家の 津田直士が、その経験から得た、「主人公という生きかた」をもとに、① 人生の悩みや迷いへの答えを分りやすく答える『その答えは』 ② 世間の話題や素晴らしい作品、アーティストプロデュースや音楽制作などあらゆるテーマで自由に綴る『本能が吠えるまま』 ③ 伝説のバンド X JAPANと共に過ごした記憶が瑞々しくリアルに綴られた著書「すべての始まり」に記されなかった舞台裏とプロデュースの原点を新たな視点で描く『夢と夕陽』 ④ 自分らしい人生を積極的に生きている人にインタビューをして、生きかたのヒントを見つける『ある人生 』といったブログを定期的に展開します。
不安と喜び!!!
これからの話しが益々読みたくなる終わり方
X か津田さんによって どう変わっていくのか???
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