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  • 『Innocent Eyes』120〜1990年から1991年にかけての記憶-2

    2020-06-20 14:301
    220pt

     ロサンゼルスでのレコーディングは半年以上という長い期間にわたる結果となった。

     ただ、長期滞在になったことやレコーディングが順調に進まないことについて、当時の僕が不安を感じていた記憶は、不思議な位にない。
     
     あの頃の僕は、一日の中でゆとりのある時間を持つことはあったけれど、丸一日をオフにして気を抜くようなこともなかったし、そもそもレコーディングの準備でいつも時間が足りないくらいだった。
     
  • 『Innocent Eyes』119〜1990年から1991年にかけての記憶-1

    2020-06-11 17:001
    220pt

     新たな書き下ろしの新刊に向けて文章を書いていて、またいくつもの記憶が鮮やかに蘇った。
     
     記憶というのは不思議なもので、静かにしまわれていたものが、ちょっとしたきっかけで蘇り、まるで昨日のことのようにリアルに感じ始めたりする。

     記憶によっては、その細部へもアクセスできるようになる。
     
     今回、僕はこれまであまり記憶を辿ることのなかった、アルバム「Jealousy」のレコーディングについて記憶を巡らせることになった。
     
     思うに人は、苦労したり一生懸命になったりした結果、それが見事に実ったり報われたりすると、記憶が鮮明に残るのではないだろうか。
     
     本当のことはわからないけれど、少なくとも僕の中ではそのような傾向がある。
     
     「Jealousy」の頃よりも「BLUE BLOOD」の頃の方が記憶がより鮮やかなのは、同じように成果があったり報われたりしているのだけれど、「BLUE BLOOD」の頃の方が
  • 『Innocent Eyes』118〜 溢れる情報から心や感情を守り、落ち着かせる方法

    2020-05-27 09:001
    220pt

     何らかの理由で不安や恐怖や怒りなどネガティブな感情が心を占めてしまうような時に、気持ちを落ち着けてネガティブな感情からフラットな感情に戻し、本来の自分に立ち戻る上で、周りの情報を絶って自分ひとりになって心を守り、自分ときちんと向き合い、自分の本当の声を聞くことは、とても有効で大切なことだ。
     
     今回は、SNSから飛び込んでくる情報の洪水から、自分の心や感情を守る方法についてわかりやすく書いてみたいと思う。



     日頃、何らかのSNSを使っている人は、タイムラインに数多くのネガティブなメッセージが並んでいるのを見ることがあると思う。
     
     特に今回の新型コロナウイルス感染拡大が始まってからは、現況に対処する政府のあり方などに関して、あるいは有名人の言動や特定の感染者について、これまでに増して言葉による激しい攻撃があらゆるところで発生している。
     
     そのようなネガティブなやり取りに、心が傷んだり精神的に辛くなる人も多いと思う。
     
     また、場合によっては新型コロナウイルス感染拡大によってとても辛い状況に直面していて、そのことに関連する情報自体が苦痛な方もいることだろう。
     
     世間でその存在が当たり前になり、誰もが何らかの形で常に触れざるを得ない状態になっているSNSも、考えてみればここまで一般化するまで、まだ10年程度しか経っていない。

     実際には15年以上前からSNSは存在していたけれど、SNSの使われ方や存在が大きく変わったのは、東日本大震災後にスマートフォンが普及しインターネットの常時接続が一般的になったあたりからだ。

     僕がTwitterを始めたのが2010年秋だから、実感としてよくわかる。

     そんな短い歴史でありながら、SNSの持つ影響力は今や、世論を大きく変えてしまうほど大きい。
     
     だからそのSNS上に流れる情報に心や感情を大きく動かされてしまうのは避けようがないし、また影響力があるからこそ、その情報を完全に遮断してしまうのもなかなか難しいだろう。
     
     このように、どこか歪(いびつ)な状態のものによって心や感情が振り回されるような場合、その本質を見抜き、理解することが解決の糸口になる。
     
     まずは僕が感じ取っている、SNSの情報に溢れる今の世の中の本質を書いてみたい。
     
     
     では、最初に結論から。

     目の前に溢れる膨大な情報が、過去にはなかった大きな時代の変化を感じさせるけれど・・・

     『世の中は変わっていない』