津田直士さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
今回は、「人間関係」についてお伝えしたいと思います。
主人公という生き方は、自己中心的な生き方ではありません。
そもそも、自分が人生の映画の主人公であるように、他の人も、それぞれの映画の 主人公ですから、お互いを尊敬・尊重し合う関係になるわけです。
また、 主人公だという責任感も
曼荼羅図で把握した自分と周りの人との関係性も
「自と他」でわかる「他」への見方も
みんな人間関係を正しく、豊かにしているはずです。
そんな人間関係について、さらに簡単で有効な秘訣をいくつかご紹介して、最後には 人間関係を豊かにする、最大の秘訣 をお伝えしようと思います。 秘訣を参考にして、多くの悩みの原因でもある人間関係を、ぜひ豊かにして下さい。
************************************ まずは、
うまくいったら人のおかげ、失敗したら自分のせい
という気持ちです。
実際は、これを実行するのはかなり困難ですし、もともと聖人君子になることが目的 なのでもありません。
そういう気持ちを心がける、という程度で大丈夫です。
本来人間は、逆の傾向があるからです。
そう、どうしても
うまくいったのは自分の力、失敗したのは人のせい
に、したくなってしまうのです。
だから、それをわかった上で、逆の気持ちを心がけ、せめてフラットにする、そんな 考え方でいると、十分効果があります。 他の人との関係も良くなりますし、何より自分自身が、あまりネガティブな気持ちを 持たないでいられます。 そしてこの気持ちでいた方が、最終的に周りは、正しい評価をしてくれるものです。
ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー *ー* ー*ー 次は、人から内緒の話をされた場合の秘訣です。
Aさんは、あなたにとって大切な人です。
そんなAさんから内緒の話をされ、秘密を打ち明けられた、とします。
その秘密は、Aさんにとって、周りにどうしても知られたくない内容です。 だから、あなたに、内緒の話を打ち明けたわけです。
後日、別の友だち、Bさんと話をしていると、Bさんから、ここだけの話だけれど… と、内緒の話を聞かされます。
何とそれは、あなたが聞いた、Aさんの秘密でした。
このような場合の秘訣は
あなたがその秘密を知っていることを、Bさんには決して言わない。
ということだけです。
もし仮に、自分もその秘密を聞いた、とあなたが話したら、Bさんはどう思うでしょ う。
きっと、内緒の話をした 「Aさんの秘密の程度」が、Bさんにはとても軽く見えて しまいます。
ああ、 自分以外の人にも話している程度の秘密なんだな 、と。
そうして、Bさんは今後、どんどん人にAさんの秘密を話してしまうかも知れません。
(噂というのは、こういうところから広まっていくんです。)
また、たとえBさんがそういうことをしなくても、Bさんとあなたは、Aさんの秘密 をお互いに話してしまった、というギルティを共有してしまうことになります。
せっかく何かを共有するなら、もっと意味のあることを共有したいですよね。
人の秘密を聞いたら、ほかの人には絶対に話さない
この原則を徹底するだけで、秘密を話した人を守ることができて、人間関係は豊かに なり、あなたの信用はずっと高くなります。
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人の陰口や噂、愚痴などは、聞いていて気持ちのいいものではないですよね。
なるべく聞きたくないですし、できれば自分も言いたくないな、と誰もが思うで しょう。
でも、なぜか陰口や噂、愚痴って、よく聞いてしまいますね。
これも、「うまくいったら人のおかげ・・・」の場合と同じで、陰口や噂、愚痴など を言いたくなる、人間の性質がもともとあるからです。
なので、これもまた、 逆の気持ちを心がける位の方が人間関係は豊かになります。
つまり、
音楽プロデューサー/作曲家の 津田直士が、その経験から得た、「主人公という生きかた」をもとに、① 人生の悩みや迷いへの答えを分りやすく答える『その答えは』 ② 世間の話題や素晴らしい作品、アーティストプロデュースや音楽制作などあらゆるテーマで自由に綴る『本能が吠えるまま』 ③ 伝説のバンド X JAPANと共に過ごした記憶が瑞々しくリアルに綴られた著書「すべての始まり」に記されなかった舞台裏とプロデュースの原点を新たな視点で描く『夢と夕陽』 ④ 自分らしい人生を積極的に生きている人にインタビューをして、生きかたのヒントを見つける『ある人生 』といったブログを定期的に展開します。
確かに、注意するのは難しいですよね。
そして、もしも複数の人を相手にされているのであれば、それはまた、大変なことですよね。
僕の場合は相手にするのがアーティストである場合が多くて、参考になるかどうかまったく分かりませんが、
個人的には、注意する場合は、ちょっとした工夫をしています。
まず、相手が知らない、または気づいていない点について話す場合、相手がそのことを知ったり、そのことに気づいてもらう、というステップをふみます。当然かも知れませんが。
で、その際に、必ず相手の得意なところ、相手の優れたところなどと、知って欲しい、気づいて欲しい点との接点を探して、最初はそこから話し始めます。そうすると、相手は素早く理解してくれます。
おそらく、自分に自信がわくことで、話を理解しやすい精神状態になっているのでしょう。
そして、もし注意をしなければいけないような場合は、相手がその問題点を知ったり、気づいた状態になった、その時に初めて注意をします。
そうすると、相手の心が
「自分の自信のあるところ」→「知らなかった、気づかなかったことの理解」→「自分の反省点」と進むため、
スムースに話が進み、ちゃんと理解してくれることが多いようです。
これも結局は、今回書いた結論と連動していて、とにかく人間というのは、多くのことを知らない、気づいていない、ということがベースにあるのだと思います。
人間関係は、本当に難しいです。
でも、だからこそ、自分なりのベストなやり方を見つけていきたいものですよね。
これからもよろしくお願いします。
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