パオニダさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
今回は、ART OF LIFEのレコーディングで僕が使っていた、自作の譜面です。
30分の大作で曲の構成も複雑だったので、本来の細かい譜面とは別に、曲全体を見渡す ことができる譜面が必要と考え、直感的に見やすく作ったものです。
エンジニアとやり取りをしたり、メンバーとアレンジやレコーディングの確認をしたり、 僕自身がレコーディングの進行状況を把握したり、YOSHIKIのあらゆる要望を確実に記録 して各方面へ伝えたりするために、その全てのチャートとなる、この譜面はとても重要で した。
だから、この譜面のコピーを、カラー・モノクロ取り混ぜて5〜6冊使いながら、進行 していました。
また、この譜面以外にもYOSHIKI直筆のオリジナル譜面と、さらに他3種類くらいの 譜面を、用途別に用意して使っていました。
ちなみに、YOSHIKI直筆のオリジナル譜面は、前回の文章にもあった1990年の夏、 YOSHIKIと2人でスタジオにこもって基本形を創り上げた時から使い始めた、僕の宝物 です。
残念ながら、本人の直筆なので、中身をお見せすることは出来ませんが、その面影だけ は最後の方で、ちょっとご紹介しますね。
音楽プロデューサー/作曲家の 津田直士が、その経験から得た、「主人公という生きかた」をもとに、① 人生の悩みや迷いへの答えを分りやすく答える『その答えは』 ② 世間の話題や素晴らしい作品、アーティストプロデュースや音楽制作などあらゆるテーマで自由に綴る『本能が吠えるまま』 ③ 伝説のバンド X JAPANと共に過ごした記憶が瑞々しくリアルに綴られた著書「すべての始まり」に記されなかった舞台裏とプロデュースの原点を新たな視点で描く『夢と夕陽』 ④ 自分らしい人生を積極的に生きている人にインタビューをして、生きかたのヒントを見つける『ある人生 』といったブログを定期的に展開します。
本当に国宝級の宝物ですね。
YOSHIKIにとっても、この譜面は大切な宝物ですよね?
津田さんとYOSHIKIがこの先もずっとこの宝物を共有してくと思うと胸が熱くなります。きっと2人にしかわからないその時のスタジオの張り詰めた空気、緊張感、いろんな感情や情景が譜面ノートを開けば、すぐに蘇ると思います。
私もART OF LIFEを聴くとその時の自分の置かれていた情景が浮かんできます。それぞれの思い出の入口が、Xって素敵ですよね。
Post