津田直士さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
では 前回に引き続き、「自分」の 基本形 について書いていきたいと思います。
僕は仕事柄、優れたアーティストと触れる機会が多いのですが、優れたアーティストは たいてい「自分」と「自分以外のすべて」 が明確に整理されていて、それぞれしっかりと した「自分」の基本形を持っています。
そういった素養は、もしかすると 『 オリジナルな世界観を作品にして、多くの人達に発信する 』 というアーティストの性質上、必須条件なのかも知れません。 アーティストをプロデュースする際、僕はそのアーティストの世界観を共有し、さらに 伸ばしていくために、そのアーティストの基本形をしっかり把握することにしています。 「自分」の基本形について、僕が関心を持っているのは、そういう背景もあります。
さて、 前回書いたように、 僕の 場合「自分」の基本形は、
好きな人や景色、 好きな音楽やファッション、好きな映画やアートに触れて、 心が喜んでいる状態
です。
つまり、 フラットな状態より、ほんの少しだけ幸せな状態 ということになります。 このような心の状態でいると、 世界が少し明るく見えます 。 また、 未来が少し楽しみになります 。 そして、そんな「自分」でいられることが嬉しくて、自分を取り巻くすべてのもの、 つまり「自分以外のすべて」に感謝したい気分になります。 そのため、この状態でいると、 「自分」と「自分以外のすべて」の2つの関係が、良いバランスでいられる ということになります。
音楽プロデューサー/作曲家の 津田直士が、その経験から得た、「主人公という生きかた」をもとに、① 人生の悩みや迷いへの答えを分りやすく答える『その答えは』 ② 世間の話題や素晴らしい作品、アーティストプロデュースや音楽制作などあらゆるテーマで自由に綴る『本能が吠えるまま』 ③ 伝説のバンド X JAPANと共に過ごした記憶が瑞々しくリアルに綴られた著書「すべての始まり」に記されなかった舞台裏とプロデュースの原点を新たな視点で描く『夢と夕陽』 ④ 自分らしい人生を積極的に生きている人にインタビューをして、生きかたのヒントを見つける『ある人生 』といったブログを定期的に展開します。
そうですね。
暗闇の中だと何も見えなくて不安だけれど、灯りが点くと様子が分かって安心するように、自分を取り巻く色々なことを、まず「自分」と「自分以外のすべて」の2つに分けて考える事で整理してみる、というのが、この考え方をご紹介した意図なんです。
そう言う意味で、Ruiki Kiraさんにはちゃんと伝わっているので、良かったです。
良かったら、またコメント下さい。
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