●暴力団事務所を家宅捜索 韓流イベント会社未公開株詐欺事件
「韓国の人気ドラマ『冬のソナタ』のイベント企画会社『サムファエンターテインメント』(東京都中央区)をめぐる未公開株詐欺事件で、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の収受)などの疑いで逮捕された指定暴力団住吉会系組長、川鈴木博文容疑者(48)=東京都中央区月島=の関連口座に、サムファ社側から計約1億円が振り込まれていたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。
サムファ社は全国の460人から計約10億円を集めたとみられる。警視庁組織犯罪対策4課は同日、被害金の一部が暴力団組織に流れていた実態解明を進めるため、江戸川区内の住吉会系事務所など関連先6カ所を家宅捜索した。
捜査関係者によると、サムファ社は平成18年8月から数カ月間は川鈴木容疑者が社長を務める中央区内の食品関連会社の一部を間借りし、未公開株の販売を行っていた。サムファ社社長の武仲哲宏被告(54)=詐欺罪で起訴=は一時期、この食品関連会社で取締役を務めていたという」
(11月7日/産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121107/crm12110711220007-n1.htm
「ヨンさま~っ!!」
「冬ソナ」が流行っているころには、ペ・ヨンジュンが日本の空港に降り立つたび、出迎えのオバハンたちは狂ったように叫んでいた。「嫌・韓流」の勢いも増してきた現在では少し懐かしい気もする。
当時はヨン様ファンだけでなく、あらゆる業界がビジネスチャンスを狙って韓流スターたちに熱い視線を送っていた。なんとしてもブームに乗っかって、ひと儲けようと躍起になっていたのである。
そして一気に街中には韓流スターやアイドルに関するグッズが溢れた。明らかなバッタ物も多かったが、それでも我先にと買い求めるファンが多かったのには驚かされたものだ。
そうした金脈をヤクザたちは決して見逃さない。彼らもまた独特のルートを使って、しっかりと韓流ブームに食い込んでいった。
今回の事件はヤクザたちが企図したものかどうかは分からない。しかし、何はともあれ460人から10億円が集まるのだから、下火になったとはいえ、まだまだ韓流ブームは熱いと言える。
少女時代、KARA、東方神起など韓流アイドルとヤクザが絡んだ事件が今後、発生する可能性はゼロではない。
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