閉じる
閉じる
×
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
上杉隆の「ニッポンの問題点」
『 東京の利権―ゴルフ会場問題(1) 』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回のメルマガは『誰が「都政」を殺したか?』より東京五輪ゴルフ会場問題
について取り上げます。
小池都知事は豊洲移転問題で見事な采配をしたといえるだろう。ここ半世紀
の都政では18年前の石原都知事のスタートダッシュ以来の華々しさだ。しかし、
小池知事に待ち受けている東京の課題はむしろこれからが本番だ。
次なる大きな課題、東京五輪問題に―これこそ東京の利権の本丸といってい
い―そこに切り込めるかどうかだ。「都民ファースト」で都政の透明化を図る
と約束して都知事になった小池都知事がそこに手をつけないわけにもいかない。
政党の支持で当選したお気楽な候補者たちと違って、真に都民の声を反映した
都知事であるがゆえの宿命かもしれない。選挙で負けた人間が期待値を上げる
のも無責任な話だが、そうした意味では、小池知事は石原都知事以来の本格都
知事といえるだろう。
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。