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安倍晋三元首相の暗殺事件をきっかけに、自民党と統一教会の関係性を問題視する報道が続いている。
確かに自民党、とくに最大派閥である「清和会」(安倍派)との関係性において、その批判は当を得ていている。
そもそも、宗教の発展と時の権力、つまり政治権力との関係は不可分ではいられない。歴史を紐解いても、仏教と藤原氏、キリスト教と信長の保護、あるいは近代においても、国家神道と天皇制、創価学会と田中派の関係がそうであるように、宗教の発展や保護には、政治権力との密接な関係がみられるものだ。
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