今週、『週刊リテラシー』のスタジオにやってきたのは亀井静香さんだ。

 警察庁のエリート官僚から41歳の時に立候補し初当選。その後は自民政調
会長や志帥会会長などの要職を歴任、閣僚ポストでも建設大臣、運輸大臣、民
主党政権では郵政民営化担当大臣や金融担当大臣をこなした。

 現在79歳、衆議院議員では最高齢である。全盛期の政治力(総裁候補)と
圧倒的な資金力(集めた政治資金が年30億円を超えたこともある)から、ニ
ッポンの政治の問題点をひとりで背負っている印象があるが、それはメディア
の作り出した幻想に過ぎない。