どうも、執事です。


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皆さまお待たせいたしました。

ついに、

『ノブダバの野望』

本編が始動です!


前回のプロローグは皆さまいかがでしたでしょうか?


記事のコメント欄には高評価と今後の期待コメントをいただきまして、
執筆者としましては至上の喜びを感じますとともに、
皆さまに十二分にノブダバの世界を楽しんでいただくため、
慢心しないよう兜の緒を締める次第でございます。


それでは早速、以下本編です!


皆さまどうぞ、お楽しみくださいませ!














――――1560年(永禄3年)519日、朝。

 

 

 

 

 熱田神宮に戦勝祈願へ訪れた二千にも及ぶ武士たちの姿があった。

 朝の清々しさと統率された軍勢の厳かな存在感を内包した空気が周囲に満ち満ちている。

 張り詰めた朝。そう呼ぶに相応しい空間の中で一際異彩を放つ一人の若い男が軍勢の先頭に立っていた。

 全身を白銀の鎧で守りマゲを結いながらも頭髪は無造作に生え暴れている凛々しい顔立ちの武士。

 

 彼の名は――織田信長。