L→R Ba.RIKITO / Vo.CHISA / Dr.HAL / Gt.将吾
始動から1年。シーンに衝撃を与え続けたアクメが満を持して
フルアルバムをリリース!その名も「絶唱謳歌」
これが日本の夏!アクメの夏!
■シーンに衝撃と衝動を与え続けたこの1年。改めて4人にとってはどんな1年でしたか?
CHISA:生きてると実感する日々でした。楽なことより、大変なこと困難に立ち向かってるときのほうが、後で振り返るとその瞬間瞬間を生きていたなと思えますね。それぐらい一筋縄でいかない1年で、ものすごく疲弊もしましたけど、決してネガティヴな意味ではなくて、むしろポジティヴで、いつか宇宙に飛び立つロケットに燃料を注ぎ続ける様なそんな1年でした。
将吾:とりあえず突き進むのではなく、試行錯誤をしながら一歩づつ進んでいきました。りきとくんの長期療養もあり、すんなり上手くいってはないですがこの4人で良かったなと思う1年でした。
RIKITO:個人的には初めてこのビジュアル系というシーンでのバンド活動ということもあって最初は右も左も分からないような状態で毎日新しい発見ばっかりの日々でした。そして始動して半年で長期離脱することになってしまい、気がつけばあっという間に1年経っていたという感じです。
HAL:RIKITOの長期療養、バンド名がYouTubeで検索出来ないなど試練続きでしたがこの4人で再確認できた1年でした。
■そして先日行われた1st ワンマンライブ「PKPKの1年生」はどんな1日になったのでしょうか?
CHISA:結成からこの日を夢に描いて活動してきたのですが、とにかくやりたいこと全て詰め込んだ1日になりました。1回目だから普通のライブしたくなかったです。予算とか度外視してやりたいことやったので、のちに(これはファンにも公言したのですが)補講ライブをするハメになりました(笑)、それでもまだ足りませんでした、それぐらい演出などやりたいこと詰め込んだライブでした。このライブに対しては一切悔いがないです。PKPKの1年生という1つのライブとして完成したなと。
将吾:自分達のやりたいこと詰め込みまくりすぎて、赤字でした(笑)でも普段とは違う演出をやれてやりたい事や、出したい音を伝えられたと思います。
RIKITO:長期離脱してる間、ずっと1st ワンマンライブのステージに立つことを目標にやっていたのであのステージに立てたことは本当に嬉しかったですし、4人でやれることの全てを詰め込むだけ詰め込んでやりきることができたので本当に幸せな1日でしたし、一生忘れることのできない日になりました。
HAL:やりたいこと全部やったワンマンライブでした。そのひとつとしてボクはミュージカルにも挑戦しました。ドラムより緊張しましたがまたやりたいです。
■RIKITOさんが復帰したのもアクメ1年史のハイライトですよね?
CHISA:レコーディングの最中突然、休養に入ってで全然帰ってこなくて、もう戻って来てくれたので言えますが、本当にいろんな方面からのプレッシャーにイラつきを隠せない日々のなか活動してました。
4人で初ワンマンのステージに立てたこと、この感覚はいくら言ってもその場で味わった自分たちにしかわからないと思うんですけど。「生きててこんなことあるんだ」と、言い方が悪いかもしれませんが、ほんとよく出来てるというかドラマチックだなと。神様がいるならもうメンタルが保たないからそういう演出するのやめてくれよ、って思うような、ストーリーが出来すぎてて動揺しました。
将吾:そうですね。一時的復帰から、ワンマンを終え完全復帰ができたのは1番の山場でした。ワンマンで最後だったかもしれないですからね。
RIKITO:無事に戻ってくることができて本当に良かったですし、何よりも待っていてくれた3人には本当に感謝しかないです。
HAL:1stワンマンギリギリまで復帰できるかわからなかったので本当にヒヤヒヤでした。体調の事なので祈る事しかできなかったので歯がゆい思いもしましたが4人で演奏てまきる喜びを知ることができました。
■そして4人で前を向いて1st Full Album「絶唱謳歌」がリリースになります。まずはこのタイトルにもなっている表題曲M-2「絶唱謳歌」はこれまでとは少しイメージを変えての「和」テイストになっておりますね?アー写も含めて今作は「和」がコンセプトだと?
CHISA:そうです。夏のリリースになるので夏っぽい曲は出したいと思っていました。7月5日にロサンゼルスのアニメエキスポにゲストとして呼ばれて行って来たのですが、ちょうどこの時期に、海外でライブしませんか?とか海外のメディアからインタビューがよく来る様になったので、いっちょ仕掛けてみようかなとおもって、和の要素を取り入れてみました。「夏」「和」「ラウド」どれも違和感なく融合できてると思います。
HAL:そうです。いずれは世界中の人にアクメの音楽を聴いてほしいので日本代表として「和」の要素を取り入れました。
■って聞きながらもM-3「罵詈雑言」はLIVEで盛り上がりそうな楽曲ですが「和」という感じとはまた違いますね。アクメの良い所をさらに凝縮したような楽曲になっていますね?
CHISA:サウンドはそうですね。いわゆるCHISA節なんて他のメンバーから言われるんですけど、ヒップホップっぽい感じです。でも歌詞は結構「和」なんですよ。ネットで炎上する様子を、本能寺の変で織田信長が敦盛を舞ってる様子とかぶせたりだとか、リリースしたら歌詞も注目してほしいです。
■M-4「懐色花火」は哀愁と激しさが交錯する楽曲になっていますね?
将吾:メロディーライン、歌詞は切なく、バックサウンドはエモい感じに作りました。歌詞の内容は男目線でも女目線でもどっちにもみれるのも面白いと思います。
■M-5「君の臓器になりたい」のタイトルは中々の衝撃度ですが歌詞は過激に見えますが究極のラブソングになっていますね?
CHISA:前作で映画の主題歌の依頼が来まして、それ用に書き下ろした「CALL MY NAME」という曲があるんですけど、アルバムにもバラード収録するということになって、「CALL MY NAME」とは違った、さらには負けないものが必要だなと思ったんです。なので歌詞を病的な歌詞にしてみました。病的とは言ったのもの、僕は思うんです、ちょっとしたことでイライラしたり、落ち込んだり、そういうことに疲れたら、何も感情のない臓器になって人の一部として一生静かに暮らしたいなと。
■M-7「MELODY」はalbum ver.にて収録されています。どんな部分が変わっているのでしょうか?