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___良いニュースが入ってきたばかりですけど、今年に入ってのMAMA.は今のところどんな感じですか?


:去年は勢いがあるバンドって言われ続けてきてた一方で、自覚が足りなかった部分もあったと思うんですけど、今年に入ってからみんな精神的に追いついてきた感じはありますね。


___いきなり先輩方と対バンとも決まったりした1年でしたよね、昨年は。



:そうっすね。結構いろんな先輩に引っ張ってもらってきましたけど「やらないと!」っていう気持ちが強すぎて変なプレッシャーの方がでかかったかなって思います。でも今年に入ってから自分たちの色をちゃんと出してライヴできてる手応えはありますね。評価されたいっていう気持ちはずっとあったけど、去年はそれに対して、まあ簡単に言ってしまえば実力不足なところが露呈してたのかな。


___まあ新体制2年目とは思えない対バンもたくさんありましたしね。


:はい。でもそのタイミングで実力が足りてないって痛感できたことはよかったと思うっすね。最近はメンバーみんなマジで良いライヴしてるなって感じますもん。


___具体的にどんなポイントがあります?


:うーん、具体的にどれってことじゃないんですけど…掴めてる感覚がありますね。それがライヴ中にわかる感じ。MAMA.のお客さん以外も曲が進むにつれて手が挙がったり身体を揺らしてることが多くなりました。


___でも、もともとMAMA.って曲の評価が高いじゃないですか?新曲群もあるとはいえ同じ曲たちをプレイしているのにどうしてそういう変化が起きたんだと思います?


:個人的には以前は縮こまってたのかなって思います。


___去年の秋あたりから変わってきましたよね。ベーシストとしてだけでなく、曲への没入度が増したというか。


:あー、本当っすか?でも、前は弾くことに必死で余裕があんまりなかったけど、最近はプレイするだけじゃなくてフロアに訴求することを心がけられてますね。それが変化なんじゃないですか?ちゃんと前に飛ばそうっていう感覚を掴んできたかなと思います。


___それは自分の中で意識を変えたって感じ?


:いや、やっぱりメンバー同士で大事な話をする場面が多くなってきて、もっとやらないとって認識が強くなったんだと思います。俺だけじゃなくて全員が。俺は正直ここ1~2年で大好きな人にめちゃくちゃ会えたからそれも刺激になってますね。でも、YUKKEさんにも「好きな人になっちゃダメだよ」って言われてて、ちゃんと自分にしかないものを見つけないとなって思ってます。これまではMUCCやvistlip、それこそ明希さんも会えない存在だから“憧れの人”だったけど、会えたってことはもう憧れてるだけじゃダメなんですよ。それをすごく感じます。


___先日も大好きなvistlipのライヴに呼ばれましたしね。


:一緒に演奏するときだけはさすがに緊張しました(笑)。でも、自分たちのステージはまったく問題なくやり切れたと思います。そう考えるとYUKKEさんから学んでることがめっちゃ多いっすね、MAMA.は。この前、名前忘れられましたけど(笑)。


___あの手袋の人とYUKKEさんは別人なので大丈夫(笑)。まぁでもああいうイジり方されるぐらい可愛がってもらってるわけですもんね。そして今年もMUCCのツアーに出演が決定しました。


:きましたね!


___ぶっちゃけ今年は声かからないと思ってた?


:いや、思ってました。でも、またああいうツアーがあるなら絶対出てぇなと思ってたんで連絡来た時は超びっくりしました。


___前回の出演オファーはリキッドルームワンマン直前の楽屋にいる時に来たんですよね。


:そうっすね。いやもうマジでやるしかないっすね!


___そして、MAMA.の翌日にはまたも“彼ら”が出ます。


:ね(笑)。そうなんですよ。“彼ら”はライバルなんだけど、一緒にやるとお互いのメラメラした爆発力が何倍にもなるし…やっぱ良い仲間ですよね。日程は別だけど盛り上げたいです。


___ところで真さん個人についてもいろいろ訊きたいんですけど、休みの日って何してるんですか?


:趣味的なことですか?映画観たりしてますよ。あと俺、料理とか得意なんで結構料理してるかもしれないですね。


___意外!


:あれ、料理好きなこと言ってなかったでしたっけ?本格的っすよ(笑)。高校卒業したぐらいから6年間中華屋で働いてたから、麻婆豆腐とか素を買わなくても一から作れます。


___へぇ!さすがに家は中華鍋じゃないですよね?


:いや~中華鍋欲しいんすよ(笑)。でも、中華料理ってやっぱ火力重視なんで家のコンロの火力じゃ限界はあるっすね。


___麻婆豆腐以外は何作れるんですか?小籠包とか?


:小籠包は作ったことないっす(笑)。でも、中華系なら割となんでもいけるかなぁ。あとはパスタを作るのも好きですね。アレンジしてオリジナルのパスタとか。俺ん家、めっちゃ調味料あるんですけどそれを組み合わせて作ってます。それこそ中華ダシとかも使うときあるし。…え?意外っすか?


___イメージなかったです!


:そっか。カルボナーラとかしょっちゅう作ってますよ。あとは、映画観るぐらいっすかね。


___好きなジャンルは?


:SFばっかですね。俺、マーベルとかディズニー好きなんですよ。同級生とTOHOシネマズに『アベンジャーズ』観に行ったのが初めてかなぁ。今でもMAMA.のライヴがない日だったらマーベル作品は公開初日に映画館に行くぐらい好きっすね。


___でも、今は隙間ないぐらいMAMA.の活動で忙しくなってきましたよね。


:まぁライヴない日でも考えることも多いですからね。


___この前VISUNAVIで公開されたmitsuさんとの対談では、命依さんの思ってることに応えられるか悩んでたって話もありました。もっと具体的に言うとどんなところだったんですか?


:やっぱり命依が求めてくるものはスケールが大きいから、それをどう今の規模で具現化できるのかってことですよね。それは時間も予算も含めて。まぁでも命依はすごいっすよ。あいつがやりたいことはできる限り形にしたいなって思わせてくれますからね。


___ところで、9月30日に開催される渋谷PLEASURE PLEASUREでのワンマンは初ホールになりますけど、どういう経緯で決まったんでしょうか?


:もともとホールでやりたいねって話はしてたんですよ。で、今ついてくださってる制作スタッフさんが提案してくれたのがこの会場なんです。ぶっちゃけ小文字mama.時代にやる可能性があった場所なんですけど、やらなくてよかったなって思います。昔は背伸びしがちだったんですよね。若気の至りみたいな無茶な活動をしてましたねぇ。だからこのタイミングでやれることに意味を感じてます。


___ホールワンマンだから魅せ方とかも悩むことがいっぱいありそうですね。


:ありそうですね(笑)。新しいアルバムのコンセプトが“森”なんですよ。だからそういうところをセットとかに反映させられたらいいなとか思ってますけど、まだ時間はあるんで直前まで良いライヴになるように考えていきたいですね。


___楽しみです。メンバーが4人になってからちょうど1年っていうタイミングでもありますし、今のMAMA.の真価が問われるライヴになる気がしますね。






・解散も視野に入っていた
・MUCCがMAMA.を復活させた日
・「福岡の夜」
・俺たちはただバンドをやってるだけじゃない……インタビューは会員ページへ続く