●大分県豊後大野市地域編集長 ひょうたんくんの記事をご紹介します!

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大分県竹田市のJR豊後竹田駅のそばに、小さなカレーハウス「りんご屋」がある。

メニューを見てビーフカレーにしようかカツカレーにしようかと迷ったが、
カツカレーをオーダー。

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すると「お時間ありますか?」と聞かれた。
別に急いではいないが、時間がかかる特別な理由でもあるのかな、と思って
「何でですか」と尋ねたところ
「カツはオーダーを受けてから揚げるので、列車の時間は大丈夫かな、と思って」と。

さすがは、駅のそばのカレーハウス、駅カフェだ。
列車待ちのお客さんのことを考えてのことだったのだ。



外を見渡せる広いガラス窓のカウンター席が駅カフェらしいな、と感じた。

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時間はたっぷりあったので、カウンター席ではなく、
入ってすぐの丸いテーブル席で食べることにした。
そこに揚げたて熱々のカツカレーが運ばれてきた。

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ベースのカレーは、牛筋を煮込んだビーフカレー。
辛さを追加できるというので、「辛めで」とお願いした。
チェーン店のように、2倍、5倍といった辛さの基準はないということなので、
「辛さ苦手な人が驚くぐらい辛くても平気ですから」とオーナーさんにお任せした。

実にスパイシーで嬉しい辛さだ。


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実は、以前から、ここのカレーパンが美味しい、という噂は耳にしていたが、
初めて見て、なるほど、このカレーに、この優しそうな、
ふっくらとした揚がり具合なら美味しいだろうな、と納得。

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そこで、カレーパンを一個だけオーダーした。
予想以上にパン生地が薄く、カレールーは揚げられている割に自然体で、
サクッと噛みつけばモッチリ食感たっぷりのパンにカレールーが心地良く絡んでくれた。
カレールーが多すぎてもパン生地が多すぎてもNGだが、
パンの量とカレールーの量が実にグッドバランスなのだ。

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オーナーシェフの大塚幸子さんは、このカレーハウスをオープンして6年になる。
実は、この店、大塚さんが受け継ぐ前も、カレー屋やホットドッグ屋、
お土産品屋などとして駅前のにぎわいに一役買ってきたそうだ。

ところが、なぜかその間、どのオーナーさんの時も、なぜか店の名前は「りんご屋」だった。

その訳が、今日、大塚さんの話でようやく分かった。
大塚さんの話とは、こうだ。
「ここの家主さんは合同タクシーさんなんだけど、最初は運転手さんたちの休憩所だったんですよ。
その時の名前が、車の小屋、車輪の小屋と言う意味で『輪小屋』だったから
代々『りんご屋』なんですよ」。


カレーもカレーパンもだが、実に美味しい話、「りんご屋」誕生秘話に嬉しくなった。
なお、カレーパンは数量限定のため、売切れる場合がありますが、ご理解を。


■メニュー■
ビーフカレー600円
カツカレー800円
焼きカレー700円
カレーうどん400円
コーヒー350円
ゆずティー200円
黒酢ジュース300円
甘酒250円
カレーパン100円
マフィン180円
クッキー100円
☆カレーは辛さの追加OK
☆大盛り+100円
☆フードメニューはコーヒー100円でセットに。

___________
カレーハウス「りんご屋」

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住所:大分県竹田市大字会々2332-1(豊後竹田駅前)
電話:0974-62-2822
営業時間:11:00~19:00
定休日:毎週火曜日&第1.3月曜日
席数:テーブル5席 カウンター3席
駐車場:3台(無料)


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