どうも皆様
鬱でございます

本日はタイトルの通り、哲学のお話でもしようかなと思いまして
まあ大した話は出来ないんですけど

さて
皆様にとって「哲学」とはどのようなものでしょうか
「なんだか難しいもの」と思っている方も少なく無いとは思います
「哲学」とは何か、という話をすればそれこそ果てしなく出来ますので
私なりの答えを申しますと「人生を良くするスパイス」といったところでしょうか
要するに、あってもいいし、なくてもいい。そんな感じです

例えばですが、無駄に夜更かしをしていると
「何で生きているんだろう」なんてことを考えたりしませんか?私はよくします
そうやって考えることも哲学といえるでしょう

少しだけ、その歴史についても触れてみましょう
「Philosophia」は哲学の英訳であり、古代ギリシア語で言うと「愛智」となります
「智を愛する」それこそが哲学。なんだか素敵ですね
その古代ギリシアにおいては、分類上「ギリシア哲学」と言われるものが生まれます
ソクラテスという哲学者をご存知でしょうか。所謂「無知の知」で有名な哲学者です
その悪妻クサンチッペの話なんかも面白いのでまたお暇なら調べてみてください
他にも、その弟子プラトンや、更にプラトンの弟子のアリストテレスと言った名も耳にしたことはあるでしょう
古代ギリシアにおいては偉大な哲学者が何人もいたんですねえ

では、それは何故なのか
その理由は簡単で、彼らはすべからく暇だったからです
と、いいますのも当時のギリシアは奴隷制を採用しておりまして
一般的な家庭においても2,3人の奴隷がいるくらいでした(そりゃ暇だわ)
ちなみにアリストテレスは奴隷制を肯定しており、奴隷とは支配されるべくして生まれてきたものなのだ、と言った思想も持っていたそうですよ

西洋の哲学についてはこの「ギリシア哲学」を源流に持つものが多く存在します
それだけ偉大であり、重要なものであったんですね
哲学に興味があるけど、なにから勉強したらイイかわからない。って方は、まずはこのギリシア哲学に触れてみるのはいかがでしょうか
高校で倫理(いまはもう無いらしいけど)を履修している方は、覚えることが多々ありますが面倒がらずしっかり得点源にしましょうね

はい

先述の通り、ギリシア哲学は後の西洋哲学に大いに影響を与えました
が、これは大きな遠回りをしてのことでして

実は中世欧州に於いてはこのギリシア哲学は忘れ去られた存在でした(ローマ帝国の没落についても書きたいけどそれはまた今度)
書物が残っていても書かれているのはギリシア語、誰も読めません
ではどのように伝わったかというと、このギリシア哲学はイスラーム世界によって忘却の彼方より戻されます
ギリシア語からアラビア語に、そしてアラビア語からラテン語へ翻訳を経てやっと中世欧州に伝わったんですね。ロマンや
ちなみにこの時アラビア語に翻訳したのがイブン・ルシュドですね、アリストテレスの注釈者として有名です。世界史のテストなんかにはたまに出るので覚えておくといいかもしれませんね


さてさて、いい加減落ちが着けられなくなってきて困っています
そういえば、そろそろセンター試験の出願が始まりますね
世界史を受験する方は教科書で見る名前を暗記するだけではなく、少し寄り道にはなりますがどのような思想であったかも調べてみると良いかもしれませんね、きっと忘れませんよ


はいこの話終わり
ここからは何事もなかったかのように動画のはなしします
今日は好評いただいております「日常編」について少しだけ触れます

以下会員限定