皆さんお元気ですか?

エーミールです。

いよいよ桜の季節ですね!

昼の花見に、夜は夜桜。
散歩や通勤通学の途中でも、ふとした拍子に目に入る淡い花の色の趣深さは、この季節だけのもの!

素晴らしい季節の一つだと、私は思います。

さて、今回のお話は、

旧日本陸軍についてのちょっとした小ネタです。

前フリと全然関係ないと思われた方は、ぜひご覧ください!
(『あっ・・・』と思われた方は、ごめんなさい!)

旧陸軍シンボルと言えば、星のマークが印象的ですよね!

軍帽(兵隊さんが被っているアレの総称)の正面にも、このマークは必ず描かれています。

じつは、この星には非常に深い意味が込められて・・・いますん

なぜ『いますん』と書いたかと言えば、そもそもの話として、

アレ

星じゃないんですよ!

軍事に詳しい方なら「あたりまえじゃ!」と怒るかもしれませんが、個人的な調査(私の交友関係全般)では、全員がこのマークを

「『星』だね!」

と答えてくれました。

確かにどっからどう見ても☆にしかみえませんが・・・本当は一体何をモチーフにしたんでしょう?

ズバリ、答えは『桜の花』なのです!

一体どこに桜成分があるんだろうと不思議に思われた方は、ぜひ花見の時にその目でご覧ください。

注目するのは散り行く桜の花弁ではなく、枝に咲いている桜の花全体の方です。

いつも見ている側ではなく、裏側(花のガク)を見てみると、なんとあの陸軍マークなんです。

因みに、海軍さん桜の花弁(表側)をモチーフとしています。(あと錨を追加してます)

つまり、海軍陸軍は桜の表裏をそれぞれに自分のシンボルとしたんですね。仲悪いのに

日本人にとって、桜の花は長らく親しまれてきた季節の花です。

和歌俳句川柳にもうたわれますし、自分の運命の比喩に使われたり(Ex.サクラサク)、
その散り様を鮮烈な武士の生きざまに喩えられたりさえしました。

そんな花だからこそ、桜は軍隊のシンボルに採用されたのでしょう。

今年の花見の時に、ちょっとしたこのネタがいい肴になりましたら幸いです。

但しくれぐれも、花を手折る事のないようにお願いいたしますね。
(5㎝/秒で撃ち抜かれてしまいますよ)

佳い花見日和が皆さんに訪れますように!