かこつです。
エーミールさんの文章はどの記事もとても読みやすく、美しい言葉で紡がれているので毎回読むのを楽しみにしています。
私は20代中盤といった年齢なので私にとっての戦争とは、学校で教わった悲しいもの、祖母が体験した大変なものというあくまで伝聞でしか体験できないものです。
小さい頃から歴史や戦争史に興味を示す子どもではあったのでそれなりに知っているつもりではありますが、そこに偏向が無いかと問われれば判断がつきません。
73年という年月はゆっくりとそして確実に戦争を風化させてしまいました。
それでも、原爆を実際に落としたパイロットの自伝を読んで湧いた今までに感じたことのない程大きな怒りに自分自身驚きました。
本当は、怒りや憎しみを介入させず、フラットな心で歴史を歴史と受け止めて判断したいと思うのです。
でも、今の時代それが1番難しいことなのかもしれませんね。
変わったこと、変わらないもの、変えてはいけないものを大切に大切にまた年月を重ねたいと思います。
次の短信も楽しみにしています。
暑い日が続きますのでお身体には気をつけてお過ごしください。