こんにちは。
酷暑や猛暑と呼ばれる日も少なくなり、エアコンのお仕事も徐々に減り、さわりさわりと近付いてくる秋の気配を肌で感じられるようになってきましたね。もう少ししたら金木犀の香りがふわりと流れてくるのだろうか、と、少しばかり気が早くも心が踊っています。夏の、青々と茂る草木や田んぼの水、日光で熱せられた土の香りも生命力に溢れていて好きなのですが、やはり秋の、金木犀と、枯れ葉と、少し冷えた水気のない風が、どこかノスタルジックな世界に引き込んでくれそうで、そちらに思いを馳せてしまいますね。それらが混ざりあった空気を、早く肺いっぱいに吸い込みたいものです。

トンボといえば、昔はそこかしこに飛んでいたのに、気付けばあまり見なくなってしまいました。ヒトにとって利便性が良く住み良い場所は、彼ら昆虫にとってはそうではないようですね。申し訳ない気持ちが滲みながらも、けれど昆虫が戦闘機ならどれが最強なんだろうか、幼虫の時の攻撃手段は、などと窓を開け放しながら考えていました。
エーミールさんの「カマキリさん」という呼び方に和みつつ、そういえば昔はバッタもキリギリスも嬉々として捕まえていたのに、カマキリだけはあの威嚇のポーズに恐怖を覚えて手を引いていたことを思い出しました。今、再戦を果たしたのなら、私は勝てるのだろうか……と、気付けばここ数年見ていないカマキリの姿を思い浮かべましたが、脳内であっさり負けました。やっぱり鎌が怖い。

最近は生放送などでエーミールさんのお声を聴くことがなかなか叶わず、少し寂しいですが、こうしてブロマガでお姿を拝見することで、お元気そうで良かった、と胸を撫で下ろします。
九月に入り、まさに季節の変わり目。どうぞご自愛くださいませ。