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magnaさん のコメント

>>7
まだ勉強中ですが、人間学などの、ヒューマニズムを展開された人物です。最近、有名なのは、人生論ノート。数年前にNHKで取り上げられてました。

新しさというと、これといって新しさはありません。あえて学んだ身からすると、世界や人間関係の中での、存在のしかたでしょうか。存在のしかたは、人間関係の中で作る仮面であり、自己を表現する方法とのべてましす。

おそらく、その根底に、構想力があり、欲望や創造性により、自己の要素がある。それを出すために、存在のしかたを作る。時に、使い分けたり、変化させたりしていくと私は考えてます。それが新しさかと。

彼の哲学は、道半ばでなくなり、未完成な所がありますが、私は学んでて、凄さを実感します。

彼は人間のあり方に重点をおいてるので、ヒューマニズムの哲学的基礎は、面白いです。三木清の全集5巻にあり、図書館にいけば見つかると思います。質問ありがとうございます。
No.10
70ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田玲司のヤングサンデー 第221号 2019/1/14 「どろろ」と「鬼太郎」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【「どろろ」はシェークスピアか?】 今回のヤンサンで話したけれど、手塚治虫の「どろろ」はすごい。 手塚治虫作品の中で「どろろ」の初期設定が1番完成度が高く、日本の漫画史の中でも屈指の出来だと思う。 「どろろ」は、手塚先生が水木先生の「ゲゲゲの鬼太郎」に対抗して描いた漫画だと言われているけれど、その構造や精神性は大きく違う。 番組ではその違いについて深く語れなかったので、今回のメルマガは「その違い」について掘り下げてみたいと思う。 まず「どろろ」の主な要素について書いてみよう。 ・戦国時代の妖怪モノ(旅情系) ・親子の確執 ・親(先代)の呪いで失われた「自分の身体」(自分自身の可能性) ・敵となる「悪霊」 ・世間からの偏見と迫害 ・異形なる者の強さと美しさ などなど・・・ 並べてみるとまるでシェークスピアの物語のようだ。 対して「ゲゲゲの鬼太郎」の主な要素を並べてみよう。 ・現代の妖怪モノ(日常系) ・親子仲良し ・呪われていない ・敵はその時「世間で流行ってる何か」が妖怪化したもの(など) ・世間と馴染む気はない ・異形なるものの気楽さ ・・・・うーーん・・・ 比べてみると、なんだろう。この鬼太郎のダウナーなこと。 絵柄は不気味なんだけど、なんとものんびりしていて実に微笑ましい。 敵となる妖怪も様々で「敵」という存在かどうかも曖昧なのも多くて語りづらい。 そもそも、水木先生は「ヒーローなるもの」が嫌いで、鬼太郎がヒーローぶってるのは、連載を続けるために強引にチューニングさせられたからなのだ。 面白い事に、60年代に描かれたこの2つの妖怪漫画は、どちらも非常に現代的だ。 その上で、西洋的な物語構造を持つ「どろろ」と、東洋的なユートピアを描く「鬼太郎」とに別れている。 「どろろ」は「構築派」で「鬼太郎」は「あるがまま派」でもある。 調子に乗って、この2作品を現代風に言い換えてみよう。  
山田玲司のヤングサンデー
ラブコメ漫画「Bバージン」で「モテるためにはどうしたらいいか?」を描き、対談漫画「絶望に効くクスリ」で400人近くの著名人と対談してきた漫画家山田玲司がその多彩な経験と圧倒的な知識を元に「テレビでは語られない角度」で恋愛、社会問題、漫画、映画、音楽、人生とは何か?など様々な問題を切っていきます。