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【自然災害メモリアル】第040回:永正遠江津波(1510)の日 [防災]震災後の移住という選択肢
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【自然災害メモリアル】第040回:永正遠江津波(1510)の日 [防災]震災後の移住という選択肢

2018-10-10 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    10月10日は
    永正遠江津波から508年です。

    この津波は謎が多い津波の一つで、
    当時の記述から大地震によって引き起こされた大津波ではないとされています。
    ですが、死者は多数出ていることは確かなようです。
    静岡県の浜名湖が海続きになった原因の一つではないかともされている津波ですが、
    明応地震説も強く、現在の有力な説をひっくり返す一手があれば可能性はありそうです。

    今回は、
    「震災後の移住という選択肢」をテーマにお伝えしていきます。

    不幸にして大災害が地区レベル、酷ければ市区町村単位レベルで起きた場合、
    あなたはどうするか、しっかり想定はしていますか?
    大規模な陥没や地殻変動、大津波・大規模な土砂災害の危険性から
    大きく警戒区域を指定されるケースもないとは言えません。
    特に多いのは火山島で、
    もし大規模な噴火が起きれば全島が島外避難指示という事態に陥ることがあります。
    最近では口永良部島、少し前なら三宅島噴火がありました。

    ですが、大規模な災害に見舞われ、町規模で避難指示が長期的に出ることは
    必ずしも離島だけに限りません。
    あまりに例に出したくはありませんが、東日本大震災も福島の原発影響で
    浪江町や楢葉町などいくつかの町は長期避難を強いられました。
    突如として区域からの避難を促されることだってあります。
    その場合に皆さんは、最低限持っていくものを決めておく必要があります。


    移住を決め込む場合は避難先から戻ってきてぼろぼろの家から物を探し出すことも
    必要になると思います。その際は大きな家具以外は大体は選んでも良いと思います。
    しかし、それだけのものを運ぶにはやはり車は必須になるでしょう。引っ越し屋も
    震災直後では、そう簡単に動いてくれない場面も少なくありません。
    多忙すぎて相当な順番待ちに陥ることもあります。
    また、多くの家具は被災したものは原則捨ててしまいましょう。
    といっても、被災地はそう簡単に取り怖しやゴミを処理することもできない環境が続きますが・・
    ただ、引越し屋にとって少量だとやや多量でトラックに空きがあった場合についで代わりに
    持って行ってもらえる可能性もワンチャンあるらしいです。遠方じゃなければ最小限にして
    交渉してみるのもありです。引っ越し先が決まっていなければそれで場所決めなんてのも
    可能かもしれません。あくまで可能性の一つですのでうまくいく保証はありませんが・・・。

    決断の際、移住を安易に決めることも難しいのが現状です。
    とどまるか移住かで迷える状態なら、
    個人的にはとどまる方が環境次第ですがまだ苦痛を感じずに済むと思います。
    移住先の生活にだってリスクを伴いますから、慎重に選んでみてください。
    一新して生活を再建したいのであれば、それも良いことですが安定志向は捨てた方がいいでしょう。
    最終的な判断をどうするかは皆さんの環境とその時の状況で決まります。
    ちょっとでもこの記事を読んで理解して頂けたら嬉しいです。

    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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