小泉氏は出馬を表明し、施策を表明した。これに対する気づきの点。
・裏金問題には厳正に対応する印象を与える発言をしている、しかし、後任問題には「地元の選挙区の意見を踏まえ」と逃げ道が用意されている。
・国民投票を実施したい、自衛隊の明記が必要だとしてタカ派色を出している、
・原子力発電所の再稼働や新増設も容認する考えを明らかにしている。
・選択的夫婦別姓を認める法案を国会に提出するとして、女性票を狙う発言も。
A-1 日経「小泉氏 「首相になれば早期に解散」
・「首相になったらできる限り早期に衆院を解散し、国民の信を問う」
・「長年議論ばかりを続け、答えを出していない課題に決着をつけたい」
・(党の政治資金問題をめぐって収支報告書の不記載があった議員の選挙公認のあり方に言及)
「説明責任や再発防止への取り組みを進めているかに加え、地元の選挙区の意見を踏まえて新執行部が厳正に判断する。」
(議員によって公認の見送
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小泉氏は彼のバックのネオコンの要請に従い所謂「自衛隊の明記」を急ぐでしょう。小泉氏の一見無垢の風貌に騙され日本の蒙昧な多数の国民は賛成するでしょう。しかし、現憲法の前文が生き残り、日米軍事同盟が現存する限り、小泉氏たちは中国との戦争に突入することは出来ません。
自衛隊は米国の傭兵として動くことになるのです。ということは米・中戦争そのものとなるのです。米国は中国との戦争は避けるでしょう。48州を攻撃に曝すことは出来ないからです。
小泉氏と自民党は言わば生業でもある予算の独占販売に専念する方が宜しいのではないでしょうか。
あきれ果てる小泉構文。小泉進次郎氏のHPからの引用。
「賃上げ、人手不足、正規非正規格差を同時に解決するため、労働市場改革の本丸、解雇規制を見直します。誰もが求められ、自分らしく、適材適所で働ける本来当たり前の社会に変え、日本の経済社会にダイナミズムを取り戻す。」
これは20年~30年ほど前に日本を席巻したあの悪名高い「新自由主義」の政策とイデオロギーそのまんまだ。
古い!時代遅れ!!
何故なら、この新自由主義的雇用政策は明らかに失敗したから。
実質賃金の推移を見れば、ハッキリしている。
解雇規制撤廃は、実質的に非正規労働者の増大と同義だ。進次郎氏の父、小泉純一郎政権時に、「新時代の日本的経営」に基づき、非正規労働者の拡大政策が推し進められた。
結果は、その後の実質賃金の低下である。実質賃金が下がり続ける或いは上がらないから、デフレも終わらず、経済は悪循環に陥った。
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-08-02.html
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je22/h06_hz020105.html
賃上げ?
解雇規制を撤廃すれば、単に更に実質賃金は低下し、馘首しやすい経営者に都合のよい雇用環境が与えられるだけだ。そして、それは20年ほど前に実行され、失敗という評価が確定している。
https://www.min-iren.gr.jp/?p=3838
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=36896?site=nli
https://www.asahi.com/articles/ASS2P3V20S2LUZPS00J.html
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6656c1e0e4b022987c322249
解雇規制撤廃=非正規労働者増大は格差拡大と貧困問題を誘引し、経済の長期的低迷をまねいただけ。これは歴史的事実。だから、繰り返すが、政策として失敗したのだ。
今や非正規労働者は4割になる。もともと、日本は企業別労組だから、欧州のような各企業横断の産業別労組と異なり、経営側と労組側は癒着、馴れ合いになりやすい。そもそも、労組組織率は20%を切り、5人に1人も組合員ではない。
つまり、非正規労働者は勿論、働く者を守るシステムは無いに等しい。これ以上の解雇規制撤廃で、どんな格差社会と貧困が出現するのか?まさに1%が富を独占するアメリカ帝国のような社会か?
https://www.tokyo-np.co.jp/article/233389
同じ失敗、同じ愚をまた繰り返すのか?
これを呆れないヒトがいるなら、私は、そういうヒトをB層認定しよう。
ところが、ナント、ナント、あに図らんや?「次の自民党総裁にふさわしい人を聞くと小泉進次郎元環境相が23%で首位だった。」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1973O0Z10C24A8000000/
日本人はやはりB層が多い。残念な事実である。ホントに小泉進次郎氏が首相になったら、私は日本はヒドイな、と必ず諦念とともに呟くことだろう。まさに、日本オワタ。
久しぶりにお世話になります。
ニコニコへはパソコンでパスワードを変更でメルマガが配信されています。
でもスマホでニコニコに変更したパスワードで打ち込みをしても入ることが出来ない状況です。
小泉竹中改革は完全な失敗に終わったようです。
そんな人の息子さんが同じことをすると発言しても大多数の日本人は大本営発表で麻痺しているので小泉氏の当確を覆すことは無理かもしれません
小泉竹中改革はアベノミクスで失敗が明らかになりました。台湾・韓国に賃金が追い越されても半導体エレクトロニクス産業で挽回できない状況です。おまけに段階ジュニア世代が失われた世代になり少子化問題が加速している。
アベノミクスでオイルショック以来のスタグフレーションが引き起こされたようです。
日本社会は。新入りに厳しい社会でそれに低賃金という精神格差と所得格差が段階ジュニア世代を直撃したようです。
従来から問題の地方の過疎と東京圏の人口集中が更に進み、全国的に少子化問題が加速しています。
東アジア諸国の通貨安に対しては非正規雇用化でなく、財政政策で人的資源の維持や次世代育成が欠かせない事だったようです。
小泉氏の今回の出馬表明は、自然体でなく、演出がかっている。
①記者席は座席指定。選択の余地がない。総理になっても継承されるか。
②質問は事前受付。想定問答集で回答
出馬表明は、このような演出ができるが、首相になれば日本だけでなく海外で発言することになる。あらゆる分野で即時即妙に対応していかなければならない。候補者がそろえば、マスコミのバックアップがあっても自民党国会議員、自民党員の評価は厳しくなっていくのでしょう。特に参議院議員は、小泉氏に厳しい目が注がれるのでしょう。
昨日、共同通信が「(コメントの)歯切れの良さは父譲り」なんて持ち上げていたが、今日の日刊スポーツの記事でも「「今こうやって政治をやってても、自分の中のモットーは、迷ったらフルスイング。いい結果が出ても、そうじゃなくても、フルスイングすれば、思い切ってやれば、後悔は残らない。そんな思いでやってます」と熱弁していた。」と。「自民党をぶっ壊す」と言って日本をめちゃくちゃにした父親を思い出す。軽い神輿は危険きわまりない。