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【自然災害メモリアル】第326回:横田切れ(1896)の日 [防災]自然を満喫した時に注目してみてみたいこと
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【自然災害メモリアル】第326回:横田切れ(1896)の日 [防災]自然を満喫した時に注目してみてみたいこと

2019-07-22 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    07月22日は、
    横田切れ(1896)から123年です。

    新潟県内で発生したこの災害は、信濃川や千曲川が大雨であふれ出し、
    新潟一帯で広範囲の浸水が発生した大水害の総称です。
    被害家屋は1万棟に及び、水害による死者は75人以上に及びました。

    しかし、この横田切れの被害は水害だけにとどまりません。
    その後に発生したのは、伝染病の蔓延でした。

    夏ということもあって、その後は赤痢・コレラ・チフスなどといった伝染病が
    新潟県内で流行し、ある意味では災害が長期化するという事態になりました。


    今回は、
    「自然を満喫した時に注目してみてみたいこと」をテーマにお伝えします。

    これからアウトドアシーズンで山や川などに行く人も多いと思いますが、
    まぁ9割以上の人はその場所でしっかり楽しむことですが、
    ちょっとばかし、楽しさの中に「安全」という面も踏まえて考えてみる余地があれば、
    周囲を見渡して、視点を変えてみると結構その場所がいかに危ない場所かということが
    わかったりすることもあります。

    例えば、川であればキャンプ場で人が溢れかえっていますが、誰もいなくなったことを
    考えてみると孤独で危険な場所であることが伺えると思います。
    また、空の様子を見ると一歩間違えれば急に雨雲がこちらに来れば
    大雨になりかねないこともあります。一時的であればまだ大丈夫ですが、
    広範囲でかつ豪雨が長くなる程、川は急な増水になります。今いる足元が増水で
    あっという間に水位上昇で危険にさらされることもあるのです。

    僅かな環境の違いで川の場合は渓流から濁流に早変わりします。
    この自然のめまぐるしさと厳しさを決して侮らないようにして、
    夏休みを楽しんでください。

    天気急変の兆候が現れたら早いうちに、レジャーを中止して安全な市街地などに
    戻って代替手段を確保するようにしてみましょう。


    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。


    明日は南関東を中心に発生した、千葉県北西部地震(2005)を紹介します。
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