プロレス業界のあらゆる情報に精通する事情通Zの「プロレス 点と線」――。今回のテーマは、ひさしぶりに長州力がキレた!? 「オマエはプロレスやめろ!」事件です!(聞き手/ジャン斉藤)



【コチラの事件もキレてます!】
誰だと思ってるんだ!? ヤマモの「アイドルの腰掛け」発言とは何か?



――た、た、た、大変です! 長州力プロデュース興行で大変なことが起きちゃいましたっ!!

事情通Z 大変なことになったねぇ。もう長州力プロデュース興行には出番がないかも……。

――ホントに「ウェイヨー⤵……」な事件です。リングアナを務めたラッパーのUZIさんが大会翌日に大麻所持の疑いで逮捕されるなんて。

 そ、そっちかよ! たしかにその件も大事だけど、俺が言いたいのはメインイベントの長州力&飯伏幸太&伊橋剛太vs藤波辰爾&TAKAみちのく&関本大介のこと。DDT所属の伊橋選手の不甲斐ないファイト振りに、長州さんがバックステージで「プロレスをやらないほうがいい!死んじゃうよオマエ!!」と声を荒げてキレたという。

――かつて「俺をキレさせたら大したもんですよ」と言い放った長州力をキレさせるってある意味で凄い! 長州さんだけじゃなくて、伊橋選手と対戦した藤波さんもキレてたんですよ。「俺と対戦できるのは親の七光!」「もっと練習しろ!」などと罵倒して。

 それは鈴木みのるや秋山準が藤波さんの息子LEONAに言ったセリフだよ! いまLEONA選手は必死に頑張ってるんだから蒸し返すなよ。 

――間違えました。藤波さんは「ボクも戦っていて、これは違うだろと思った。キレそうになった」と言ってましたね。

 そもそもこの興行自体を振り返ってみると、長州プロデュース興行と銘打ちながら、そこまで長州さんのカラーの濃いカードはなかったんだけどね。長州さんと縁の深い選手がたくさん出てるわけじゃない。

――藤波さんと越中詩郎さんくらいですかね。

 長州力プロデュース興行の主催者は、プロレスファンならご存知だと思うんだけど、SP広告社。新日本プロレスのフロントだったTさんが在籍している。

――SP広告社って、DDTブランドのひとつだったIGFの運営をしていた過去があったんでしたっけ。

 IGFじゃねえよ、DNAだよ。IGFがDDTのブランドになったら凄く面白くなりそうだけどさ。長州さんはSP広告社の顧問に就いているし、Tさんは一時期、飯伏選手のマネジメントもやっていた。長州&飯伏の初タッグ結成は集客面はもちろんのこと、そういう縁もあって決まったんだろう。

――そこで気になるのは6人タッグのパートナーに伊橋選手が選ばれたことです。長州さんは「オマエはやっぱり最後(メインイベント)に出ちゃいけない!」とも言い放ってましたけど……。


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