『ファイナルファンタジーVII』のリメイク版、そして『シェンムー3』の発表で、世界に激震が走りましたが、歴史的名作のHDリメイクや続編はここ数年、続々と製作されています。
【大きな画像や動画はこちら】
もはや、どんなリメイクや続編が、いつ発表されてもおかしくはありません。そこで今回は、リメイク/続編がプレイしたいゲーム13選をお届けします。一部ネタバレがありますので、ご注意ください。
■『ときめきメモリアル』
リメイク希望作品だって...? そんなもん...漢なら...初代『ときめきメモリアル』に決まっとるやろがい!
2以降に比べて少ないイベント、さすがに古臭い絵柄を一新して、今こそ伝説の木に花咲かせたろうやないか! ドラマシリーズの「秋穂みのり」と「美咲鈴音」もメインキャラに追加して...特に「美咲鈴音」はいろいろ報われないキャラだったので、どうにかしてやってほしい。男メンバーたちも、サブキャラに追加するがよかろう。
ハードはプレステでもVitaでもスマホでも構わぬ...。なんならSteamでも許そう。それ以外は持ってないから、ちょっとかんべんしてくれ。
私は待つ。あの日々が、再び帰ってくる時を。私は待つ。好きとか嫌いとか、最初に言い出したのが誰なのか分かる日を。私は待つ。若い世代に「ときめきメモリアルって葬式場?」とか、言われないようになる日を。
(コンタケ)
■『Thunder Force V』
>memory error
>memory error
>memory error
>memory error
>memory check ok
>playback
この世を去った人にもう一度会いたい。そんなことを思ったことがある人もいるのではないでしょうか。しかしその反面で、静かに眠らせておきたいという気持ちも生まれるかもしれません。私にとってはそんな複雑な心境にさせる作品でした。
メガドライブから続く、名作シューティング。Thunder Force』シリーズの美しく気高い個人的な最終作である『Thunder Force V』。音楽、ステージ構成、敵配置、演出、シナリオ。すべてにおいて水準が高い素晴らしいシューティングです。初出はセガサターン。その後プレイステーションにも移植されました。今入手するのは困難かもしれませんが、個人的にはサターン版がおすすめです。
私は今一度、遊びたいと思ったのです。何も改変はいりませんし、ゲームバランスもいじらなくてもいい。ポリゴンを綺麗にして60fpsにするだけでいいのです。単純に、純粋に、最新のテクノロジーで美しく生まれ変わったThunder Force Vが遊びたいだけなのです。
しかし...この作品には、過去に悔やむべき出来事がいくつかありました。再びそれが引き起こされれば、間違いなく悲劇的な未来が待ち受けるでしょう。そのことは、Thunder Force Vのファンたる私にとって、致命的なストレスとして感じられます。だから私はこの希望を放棄します。
あの時代にこのゲームをプレイできたことが私の誇りです。それがいかに素晴らしかったか、今後も人々に語り継いでいこうと思います。わたしの中でのThunder Forceシリーズ最終作『Thunder Force V』の思い出を。
Thunder Force V be over
(小暮ひさのり)
■『AZEL -パンツァードラグーンRPG-』
シューティングゲーム『パンツァードラグーン』シリーズから生まれたRPG『AZEL -パンツァードラグーンRPG-』の続編。ポストアポカリプス・ファンタジーの世界で、ひょんなことから伝説のドラゴンと謎めいた石版の中で眠る少女に出会った青年が、想像を絶する壮大な戦いに巻き込まれていくという物語です。
ドラゴンに乗って冒険するという根源的な楽しさはもちろん、今までのシリーズではあまりわからなかった独特で濃密な設定が描かれるストーリーと、相手の動きを先読みした位置取りが重要になる戦略性に満ちた戦闘などなど、とにかく最高な作品でした。
『パンツァードラグーン』は続編と精神的後継作品(『クリムゾン・ドラゴン』)が生まれたのですが、RPGはこの1本で終わってしまっています。続編は無理だとしても、他の『パンツァードラグーン』シリーズと合わせて、HDリメイクを出してほしいですね。
(傭兵ペンギン)
■『グランディア』
初代が1997年、2が2000年、3が2005年にリリースされている、言わずとしれた王道RPGの名作。2009年にオンラインゲーム化されましたが(現在はサービス終了)、そろそろファンの期待に応えてガッツリリメイクしちゃっても良い頃だと思うんです。
そして、リメイクするならぜひ「1」を! 世界の果てにたどり着いたあの高揚感とスー離脱の悲しみをもう一度(できればもう一度仲間になるルートを作って)!
(ヤマダユウス型)
■『パワーストーン』
三大定期リメイク希望作品として名高いドリキャスのド名作。初代も2も面白かった。アニメもなかなか良かった。でも友達は皆スマブラばっかりしてたんだ(共に1999年に初代がリリース)......。
変身要素のおかげでアクションの腕に差異があっても良い勝負になるというのは、格闘アクショ ンとしては特筆すべきことだと思うんですよ。今リメイクしたら、それなりにガチ感は強まっちゃうんだろうけど、あの頃のワイワイ感を蘇らせてほしいなぁ。
(ヤマダユウス型)
■『アイドル八犬伝』
1989年、今はなきトーワチキから発売されたファミコンのアドベンチャーゲーム(開発はナツメ)。アイドルを目指す西園寺エリカが8人の仲間と共に暗黒イロモノ軍団に立ち向かうコミカルテイストの物語で、当時としてはBGMとグラフィックに力を入れていました。
しかし、音と絵を厚くしたためにストーリーはボリューム不足で、およそ3時間程度でクリアできるほど。あれから26年、二次元も三次元もアイドルが溢れるこの時代に「君はホエホエ娘」をもう一度歌い上げようじゃありませんか。
(ヤマダユウス型)
■『Xenogears(ゼノギアス)』
1998年にスクウェアから発売されたPlayStation用ゲーム。臨床心理学、生物学に物理学の知識、聖書からの引用にロボットアニメのオマージュなど、膨大な材料を鍋の中に放り込み(闇鍋みたいな)、結果、奇跡的な割合で成立したゲームだと私は思っています。
エンディング後に表示される「エピソードV 完」という文字が今でも忘れられません。『Xenogears』はエピソードVIまで構想があり、本作はエピソードVでした。順当ならエピソードVIを製作されるのですが、諸事情により実現していません。
もちろんエピソードVIを作ってほしいのはやまやまなのですが、このゲーム自体のリメイクも見てみたいです。Disc 1まではRPGですが、Disc 2からほとんどサウンドノベルと言っていい形式になっていたので、このあたりを上手くリメイクしてほしいところです(表現的にZ指定になりそうな気もしますが......)。
■『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』
世界的に評価が高い『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』の続編が出ないかなぁ......と思っている人は私だけではないはず。主人公機であるジェフティとライバル機であるアヌビスとの関連性と正体は、ぼやかされたままになっているので非常に気になります。
ストーリーだけでなく、アクションの部分もハイスピードロボットアクションの名に恥じず、実にスピーディーな戦闘が繰り広げられる作品です。特に、ゼロシフトという機能が備わってからのバトルは超超ハイスピードでした。プレイ経験のある方はわかると思いますが、「艦隊戦」と「荒野乱戦」での戦闘は、まさにアドレナリンMAX!(無駄にベクターキャノンを発射してみたり)
続編の開発はほぼ絶望的な状況だとは思いますが、PS4などで実現しないかなあと夢想しています。
■『バレットウィッチ』
2006年に発売されたXbox360用アクションゲーム。アクション要素がそれほどしっかりしているわけでもない、マップはない、理不尽な即死要素が多いなど、「あれ?」と思うところもある作品ですが、主人公アリシア(美女!)の存在感だけで全てが許されます。
アリシアは魔女のため、魔法が使用可能。魔法はビルをいとも簡単に破壊するなどの威力を誇り、物理演算を使用したこのゲームでは、ビルの破片ひとつひとつに当たり判定があります。普通のゲームなら主人公に破片が当たってもノーダメですが、このゲームではしっかり死ぬのです。ストーリー上では敵に恐れられている魔女が、破片ひとつで即死します。まさにギャップ萌えの神髄でしょう。
また、無料で追加されたコスチュームも素晴らしい出来で、これをアリシア様に着せて、戦場に赴くのも一興。Xbox Oneで続編出ないものですかね......。
■『クロス探偵物語』
『探偵神宮寺三郎』シリーズを手がけるワークジャムが1998年にセガサターンで出した本格推理アドベンチャーゲーム。PS版も出ました。本格推理のストーリー、個性豊かなキャラクター達、当時では高品質のアニメーションなど、魅力が詰まった作品でしたが、多少の問題点もありました。
エピソード形式なものの、あるエピソードでは選択肢が一切登場しないサウンドノベルどころかドラマCDでしかない、3Dダンジョン風のエピソードでのびっくりするぐらい操作性が悪い、時間制限もあってイライラさせられっぱなしなどなど......。しかし、このゲームの最大の問題点は続編が出なかった事。
本作は多くの伏線を残したまま終わり、2の予告編が流れます。しかしながら、1の売り上げが芳しくなかった事もあり、今ではワークジャムのホームページからも削除されてしまいました。エピソードを追加したHDリメイクだけでも、PSNやXBLAで出せませんか?
(イズミのブオ)
■『エイリアンVSプレデター』
映画『エイリアンVSプレデター』が公開される10年前にアーケードで登場した、伝説のベルトスクロールアクションゲーム。『ファイナルファイト』を進化させたシステムで、コマンド技、空中投げ、ダウン攻撃があり、映画に登場した武器、乗り物、パワーローダーなども登場する、『エイリアン』と『プレデター』と『90年代のカプコン』が大好きな人にはたまらないゲームでした。
しかし、版権の問題で一切家庭用に移植される事はなく、続編が出ることもありませんでした。最大3人までプレイできますが、3人プレイ用筐体を見かけたことがなく、ほとんど2人プレイ。PSNやXBLAで、オンライン多人数プレイがしたい! もし続編が出てもアーケードでしかプレイできないのなら、せめてHDリメイク版を家庭用に!
(イズミのブオ)
■『F-ZERO』シリーズ
キャプテンファルコンで御馴染みのシリーズタイトル『F-ZERO』。2004年の『F-ZERO CLIMAX』以降、新作が望まれながらも実現していないレースゲームです。26世紀を舞台とした世界観はSFファンなら興奮間違い無し。宇宙人からアンドロイドまで、個性的なキャラクターとその愛機達、そしてバラエティに富んだ各惑星のステージがワクワクします。
反重力発生装置『G-ディフューザーシステム』によって浮遊するマシンでの高速レースは、通常のレースゲームに無い新しい体験でした。エネルギーメーターによって表示される体力がゼロになると、マシンはその場で爆発してゲームオーバー。そんな大事なエネルギーは壁への衝突、マシン同士の接触、ブースとの使用によって無慈悲に減っていきます。
慎重に走っていてはレースに勝てず、突っ込みすぎれば即爆発。さらに、一度のコースアウトでもゲームオーバーになるシステムなのに簡単にコースアウトするようにできている設計などに悩まされ、詰まってしまったプレイヤーもいるのではないでしょうか?
それでも多くのマシンから自分に合う一台を探し、少しずつ上達していくあのやり甲斐を、また味わいたいものです。
(勝山ケイ素)
■『マッスルボマー』
『北斗の拳』でおなじみの原哲夫先生がキャラクターをデザインした、カプコンによるプロレスがテーマの対戦アクションゲーム。世間は今プロレスブーム、つまりプ女子も続編を望んでいるに違いないのが本作です。時は来た! それだけだ。
とはいえプロレス要素を捨てた、通常の対戦型格闘ゲームとなってしまった「スーパー」は認めないって! ということで「DUO」の続編となる「TRIO」の製作を熱望するって!
もし実現するのであれば「TRIO」なので、6人タッグの導入はマスト。シングル、タッグ、トリオそれぞれで頂点を目指すモードがあれば楽しいに違いありません。そして「DUO」で無くなった場外戦、リングアウトによる決着は復活させましょう。だって、プロレスですから。
さらには新キャラの追加、実在のレスラーの起用もしてほしいところ。もちろんネクロ・ブッチャーを出してくれ。
(スタナー松井)
ときめきメモリアル Playstation版 オープニング[YouTube]
60fps SS サンダーフォースV ノーデス / Sega Saturn Thunder Force V No Death[YouTube]
My Life with SEGA - Panzer Dragoon Saga (Saturn)[YouTube]
SS Grandia Opening グランディア OP[YouTube]
パワーストーン(DC) クリア動画[YouTube]
(ネタバレ)アイドル八犬伝 act.1 (Idol Hakkenden)[YouTube]
XENOGEARS JAPAN: Movies - All CG's Cutscenes - HD [1080p][YouTube]
Z.O.E HD EDITION 「ANUBIS」 オープニング映像[YouTube]
バレットウィッチ トレーラー[YouTube]
PS クロス探偵物語 オープニング[YouTube]
エイリアン VS. プレデター / Alien vs. Predator 1994 DEMO[YouTube]
CM 任天堂 F-ZERO X (N64)[YouTube]
Arcade Longplay [152] Muscle Bomber Duo - Ultimate Battle[YouTube]
ネクロ・ブッチャー[IGFプロレスリング]
(コタク・ジャパン編集部)
関連記事
- 確定申告を高速化! 全自動のクラウド会計ソフト「freee」で16連射すると...?
- コンビニで買える! 支払い地獄を避けられるVプリカギフトの天使な使い方
- スタートアップ企業がやるべき 「PRを駆使した伝え方」とは