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フレデイ タンさん のコメント

孫崎先生がおっしゃるように米大統領選中からその後にもちょくちょく繰り出される安倍首相の米国重要人物への接触は国際政治家としては実に滑稽で笑止千万です。しかし、安倍氏が日本の主権、財産を丸ごと米国の支配層に高値で売りつけ、高額の口銭を狙っている商社マンだと考えれば、よく理解できるから不思議です。商社マンが扱う商品を顧客に有利条件で売り込むには顧客の中で契約の主導権を握りそうな人物には全て挨拶しておくのが当然の戦術だからです。

一方。そういう滑稽な政治家の行為に全く批判的でない日本のメデイア、国民の心的背景の説明としては、フランスの哲学者アラン・バデイブが提唱している「ペタン主義型体制」で行うのが適当かと思います。ナチス・ドイツにさっさと屈服したフランスはペタン将軍を立てて「金儲け」に専心した故事が使えるのではないかということです。今の日本を見ているとやはり日本は戦後ずっと「ペタン主義型体制」にあると思わざるを得ません。そうだとすれば、米国が根本的に変わらなければ、日本が変わることは大変な難事ということになります。

更に悪いことに、安倍首相とペタン将軍の違いがあることです。ペタン将軍はナチスの好戦性と一線を画していました。安倍首相は何人も否定出来ない好戦政治家そのものです。この戦争好きが仇となって日本だけが沈没する可能性が濃厚にあります。それに対する歯止めを日本国民がどう設置するかこれからの喫緊の課題です。
No.7
90ヶ月前
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    安倍晋三首相は11月17日夕訪問先の米ニューヨークで、トランプ次期大 統領と会談した。安倍首相は会談後、記者団に対し「胸襟を開いて率直に話がで きた」、トランプ氏については「信頼できる指導者だと確信した」とした。  この時期、主要閣僚は決まっていない。政策が全く不透明の中のトランプとの 会談には個人的な関係構築をしたいというのは一つの判断であろう。  私は、 12 月 6 日「蝙蝠男、第一幕、大統領選挙戦中ヒラリー詣で、トランプ 世界の指導者に嫌われてる発信、第2幕大統領選トランプ勝利即座に、ヒラリー 詣での反発恐れ、第3幕ペルー APEC 首脳会議でオバマに相手にされず。俺無視 したな。第4幕あわてて真珠湾でオバマと。第5幕トランプ怒る。 O 、大統領選 中 T 攻撃」とツイートしたが、まさに安倍首相はお互いに反目しあう人の間を 行ったり来たりしている。
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。