私は今、東アジア研究所の所長と言うポストにある(無給)。理事長は鳩山由紀夫氏である。したがって、鳩山由紀夫氏との関係は全く中立という訳ではない。
ただ、同じ組織に属することで、最近、比較的接する機会がある。
2日と3日、シンポジウムに参加するため、一緒に沖縄へ往復した。飛行場内やホテル内での一般の人々の人気は極めて高い。高校生の修学旅行の生徒は熱狂して手を振る。ホテルでは30代、40代の人々が握手を求める。一緒の写真を求める。
今、日本にはリベラルの受け皿がない。
それで、今、あえて、鳩山由紀夫氏を考察してみたい
まず、鳩山政権が続いていたら、今どの様な政策となっているか。
(1)原発再稼働はない、
(2)TPP参加はない、(米国の年次要望書受領を中止)
(3)消費税の増税はない、
(4)集団的自衛権参加への動きはない、
(5)秘密保護法への動きはない、
コメント
コメントを書く不興を買おうが、本土に住もうが、沖縄に住もうが、日本を愛する人は、主張すべきでしょう。
独立国でありながら、日本に多くの米軍基地を許し、あの狭い沖縄の土地に、米軍が70%の基地を有している。
本土のエゴ政治家と違ったスケールの大きさを鳩山氏に見ますし、孫埼さんの行動も正しく強く支持します。
平等観というか、本土と沖縄を区別しないものの見方考え方を出来る人、しようと努力する人が極端に少なくなり、総論賛成、各論反対というか、利己的な人が多くなっている中で、鳩山さんのように自己を犠牲にして批判を浴びながら、人のために役立とうとする政治家は貴重です。現在不興を買おうが、正しいことは後世で必ず評価されるはずです。政治家はこれでなくてはいけないのではないか。
国民の願いに近い鳩山氏がバッシングされて、全く逆方向の政策を進める安倍氏が高支持率を維持しているのは、確かにマスコミの責任だろう。そのマスコミにしても、明確な理念を保っているとは考えられない。単に買収されているだけではないだろうか。
鳩山氏の最大の失敗は、民主党を「政権交代可能な政党」にすることに拘って、政治的思想などは無視して人を集めたことだと思う。その結果、総理が「最低でも県外」と言ったのに、官房長官や外相・防衛相が反旗を翻しても首のすげ替えもできなかった。温厚な性格のため、官僚を力尽くで従わせることもできなかった。そして何より、検察による小沢一郎の政治資金疑惑の捏造が足を引っ張ったことだ。これにも手を貸したマスコミの辞書には、「反省」という言葉はないのだろう。
いまさらですが、鳩山氏は、小沢一郎氏を入閣させるべきだった。
また、「最低でも県外」を維持したまま総理を辞めるべきであったと思う。
が、やり直しは、可能だ。
安倍総理も、放り出した座を取り戻した。
>>2
「国民の願いに近い鳩山氏」と仰るが、その根拠は?まさか、あなたのご意見が孫崎サンおよびその支持者と一致しているから、ということではないでしょうね。
孫崎サンは「日本のように外国軍基地に抑えられている国があるか」とおっしゃるが、地政学的に米国の立場から見て日本と全く同様な国が他にあるだろうかという疑問も同時に考慮されないと、公平な結論は引き出せない。いっぽう、全く同様な国はないことは明らかである。したがって、孫崎サンのこの疑問は無意味である。彼は、その無意味な疑問をベースにして日本は「情けない国」と決めつけているが、当然、馬鹿げた自己否定、事故憐憫でしかない。
何と言っても、日本は米国にケンターキー州のトヨタの工場だけで9,000人も米国人を雇い、年間50万台もの車をせいさんして米国の消費者に買って頂き、その収益は日本のものとなっているし、今度は日立が世界で初めて鉄道が運営された英国のど真ん中に英国の運輸省の注文を受けた都市間高速鉄道の列車を英国人を雇って生産する工場を立ち上げるのですよ。もちろん、中国やその他のアジアの諸国でも、自動車、バイク、電気品、時計、ガラス、その他、数えきれない工業製品を現地で雇用する人を使って生産しているのですよ。そのためには、世界の産業、技術、科学のリーダーである米国と協力するのは国家戦略的に正しいとおもいませんか。沖縄の基地のその一環に過ぎません。第二次大戦後に生まれた主な技術、原子力発電、コンピュータ、遺伝子工学、宇宙開発はすべて米国で生まれ、育っています。それらと、日本の敗戦国と言う事実を直視しすることを忘れ、自己憐憫に陥っているのは救い難い問題です。
恐縮ですが、タイポが多すぎるので訂正版を再投稿いたします。
「国民の願いに近い鳩山氏」と仰るが、その根拠は?まさか、あなたのご意見が孫崎サンおよびその支持者と一致しているから、ということではないでしょうね。
孫崎サンは「日本のように外国軍基地に抑えられている国があるか」とおっしゃるが、地政学的に米国の立場から見て日本と全く同様な国が他にあるだろうかという疑問も同時に考慮されないと、公平な結論は引き出せない。いっぽう、全く同様な国はないことは明らかである。したがって、孫崎サンのこの疑問は無意味である。彼は、その無意味な疑問をベースにして日本は「情けない国」と決めつけているが、当然、馬鹿げた自己否定、自己憐憫でしかない。
何と言っても、日本は米国にケンターキー州のトヨタの工場だけでも9,000人もの米国人を雇い、年間50万台もの車を生産して米国の消費者に買って頂き、その収益は日本のものとなっているし、今度は日立が世界で初めて鉄道が運営された英国のど真ん中に英国の運輸省の注文を受けた都市間高速鉄道の列車を英国人を雇って生産する工場を立ち上げるのですよ。もちろん、中国やその他のアジアの諸国でも、自動車、バイク、電気品、時計、ガラス、その他、数えきれない工業製品を現地で雇用する人を使って生産しているのですよ。そのためには、世界の産業、技術、科学のリーダーである米国と協力するのは国家戦略的に正しいとおもいませんか。沖縄の基地はその一環に過ぎません。第二次大戦後に生まれた主な技術、原子力発電、コンピュータ、遺伝子工学、宇宙開発はすべて米国で生まれ、育っています。それらと、日本の敗戦国と言う事実を直視することを忘れ、自己憐憫に陥っているのは救い難い問題です。