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oldjapさん のコメント

「メルケル首相や仏大統領がオバマ大統領などに厳しく発言したのに対して日本は何を言っているか」という孫崎氏の問いにたいしては、大衆のひとりとしては「わからない」と答えるしかない。なぜなら、何も発表されていないから。孫崎サンは「日本は何も言っていない」という答えを期待しているかもしれないが、だからどうかという次の段階に先回りすると、大衆のひとりとしては「わからない」と答えざるを得ない。日本が独仏と異なる立場にあることは理解しており、日本の反応が同じ立場に置かれた、日本とは歴史的、文化的に異なる両国と違うのは当たり前のように思う。大衆にとって重要なのは国家のメンツなどではない。重要なのは、日常生活が快適かどうかである。フランスが羨ましいのは、地震や台風がないことである。ドイツについては、「8勝2敗で日本が勝ち」という本を書いたドイツ在住の川口マーン恵美さんに任せ、アメリカについては自分の経験に加えて「ルポ 貧困大国アメリカ」を書いた堤未果さん当たりに任せたい。日本国政府の資産の現状については、「日本は世界1位の政府資産大国」を書いた高橋洋一氏にお任せしたい。先月はイタリア、マルタを見てあるいたが、機会があれば、久しぶりにじっくり英国に滞在してかの国の現状を観察してみたい。日本国に不満だらけな人々は、何か個人的な理由があるのではないだろうか。
No.1
128ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
下記は最近、北国新聞北風抄に寄稿したものである。  ********************************  10月21日、安倍首相は衆議院予算委員会で「秘密保護法はどうしても必要」と強 調した。22日各紙は「安倍内閣は25日に同法案を閣議決定し、国会に提出する予定。 今国会で成立する公算が大」と報じた。  急に秘密保護法が動き出した・何故なのだろう。 近年外交や防衛問題で、深刻な情報漏洩があっただろうか。ない。  私は外務省時代国際情報局長の職にあったが、「日本は機密漏えいするから情報をあ げられない」と言われたことはない。ではなぜか。   10 月 3 日、ケリー国務長官とヘーゲル国防長官が来日し、岸田外務大臣と小野寺防 衛大臣との間で日米安全保障協議委員会(通称「 2 プラス 2 」)が開催された。ここで、 「より力強い同盟とより大きな責任の共有に向けて」と題する日米安全保障協議委員会
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。