これからゲーム企画をやろうとしているので、自分の知識を反芻したり、新しい発見を取り入れるためにちょっとづつ書いていきたいと思います。(書くとは言ってない)
私が企画について考えてきて思ったのは、アイデアとかじゃなくて説得力なんだなということです。
アイデアも大事なんですが、企画を出す際にアイデア勝負の比率は比較的少ないと思いました。
アイデアが大事になってくるのはかなりレベルが高くなってからだと思います。
アイデアというものは穿って考えすぎるとだんだん常人には理解できなくなっていきます。
画期的なものが思いついても、出す時期を間違えればそれは受け入れられない場合もあるのです。
企画に求められているのは、新しいアイデアを出すことではなく、既存のものをあわせて面白いものを考えることなんだと思います。
ゲームを作るのに必要な人員として、主に企画者とプログラマーとデザイナーが思い浮かぶと思います。
唐突にゲームクリエイターになりたいと思ったときに、おそらく企画者を目指す人が多いのではないでしょうか?
なぜなら、プログラマーとデザイナーは専門的な技術が必要だからです。
何も技術を持っていなければ、企画者ならすぐできそうだと思う人は多いはずです。
私は絵を描くことが得意ですが、その技術を持っているものが思うことは、
デザイナーも結局必要になってくるのは企画の技術なんだなということです。
絵を描くにも、考えるロジックは企画者と同じなんだと思います。
要するに方法が違うだけなのです。
その考えた答えを、企画書に書くかキャンバスに描くかの違いなのです。
一見すぐできるようになると思われがちな企画者も、鍛錬が必要なんだと思います。
嘘だと思うなら自分で企画書を書いて誰かに見せてみればいいと思います。
企画の心得を理解していない全くの初心者なら、おそらくその企画書の内容すら伝わらないでしょう。
企画者は自分のやりたいことを人に伝えて、尚且つゴーサインが出るように説得しなければならないわけです。
そう考えるとなかなか難しいものなんだなと思います。
それと同時にこの技術は汎用性が高いものだとも思いました。
要するに相手を納得させる技術なわけです。
理解してれば、例えば履歴書を書くときにどういうことを書けば面接官が納得してくれるのかわかるわけです。(わかるにはわかるが簡単にすぐ書けるわけではない)
誰かを説得したいときにどうやっていけば説得できるかわかるわけです。(わかるにはわかるができるとは言っていない)
さっきも言ったように、絵を描くときもどうすれば魅力的な絵がかけるかわかるわけです。(わかるにはわかるがry)
そういうことが企画者の技術なのです。
それができてこそ企画者なんだと思います。
これからその技術を少しづつ考えていこうと思います。
次週に続く!(続くとは言ってない!)
______________________________________________________________________
バックナンバー
1 2 3 4