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未婚男性の死亡率がとても高いことについて、死因にまで踏み込んだデータが紹介されました。
有配偶者と未婚者の危機比較
未婚男性について、死亡率、生活習慣病による死亡率、自殺率、どれも女性や有配偶男性と比べて格段に高くなっています。かなり衝撃的です。
もともとは
中高年未婚者の不幸感
というデータがあって、日本の未婚男性の不幸感は、海外と比べてもダントツに高いというこれまた衝撃的なものでした。ただし「不幸感」というのはかなり主観的な指標ですから、今回より客観的なデータをまとめられたのです。
元のページには死因ごとにグラフがまとめられていますが、男性について未婚と有配偶者でグラフを作り直してみました。
死亡率とは1万人あたりの死亡者の数です。
未婚男性は、有配偶者男性に比べて倍を軽く超える高さの死亡率です。生活習慣病も自殺もひどいし、その他ももっとひどいです。女性も同様の傾向はあるのですが、これほどではありません。
少子化も社会問題かもしれませんが、これも大きな問題です。
自分の息子二人が未婚のまま早死にしないためになにかできるのか、少し考えてみました。
・海外比較で分析する
最初のデータでは、未婚男性の不幸感は日本だけが突出して高いです。海外も高い傾向にありますが、それほどでもないのです。それでは未婚男性の死亡率は海外ではどうなのでしょうか。あるいはその要因はなにか。
それをきちんと分析すれば、未婚男性の死亡率を下げる手段が明らかになるかもしれません。
・自炊出来るように教える
生活習慣病やその他が歳を取るにつれうなぎ登りなのは、間違いなく食生活のひどさが関連していることでしょう。「男子厨房に立たず」など死語、息子たちにはしっかり料理、そして家事を教えて、万が一なかなか結婚できなくてもしっかり健康的な生活が送れるようにしておかなければなりません。・でもやっぱり結婚が決め手?
しかし、結婚しないと自殺率が増えるというのはなかなかに深刻な課題です。女性は男性より社会性が高いですから、たとえ結婚していなくても、いろんな人と交友して孤独によりなりにくいのかもしれません。私自身家族と仕事以外の交友はそんなに多くないです。それで十分幸せなんですが、逆に言うと、仮に家族を失ったら、そりゃ寂しくて寂しくて生きていける気がしません。料理も家事も一通りこなせますし、たまには家族のためにご飯作りますけど、たとえば単身赴任したとして自分の健康のために自炊するかって、もうとてつもなく面倒に思えます。単身赴任でもそう思うのに、家族失ったらもう食生活むちゃくちゃだろうなと想像にかたくありません。
子供にいくら料理教え込んでおいても、将来自分で健康的な食生活を維持するか怪しいもんです。べつに女性が料理しろという意味でなく、主夫したっていいし、交代で作ってもいいし。でも独りだとはりあいがでなくてもしかたないかなあと。
なので、婚姻届を出すとか、相手が異性か同性かとかはおいて、家族のような存在がいることは男性にとって死亡率に関わる問題です。
ですから、やはり、我々夫婦円満で子供もいっぱい愛して、子供たちに将来結婚して子供育てるのが普通だし幸せなことだと刷り込んでおくに限ります。もちろん、これからは男だって家事するのが普通ですからしっかり教えておかなければなりません。
それにしてもこのデータ、若い人たちは知っているのでしょうか。知っていたらどのように受け止めているのでしょうか。
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