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  • 官僚がどういう人がとってもよくわかる前川前事務次官の記者会見

    2017-06-23 23:457時間前
    30pt

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     官僚という職業の人と会ったことがなくて、でなんとなく悪者っぽくて気味悪い人は、今日の前川前事務次官の記者会見を見るといいと思います。

     【ノーカット】前川喜平前文部科学事務次官 記者会見 6月23日

     ちょっと前出た「立ちすくむ国家」レポートでは、官僚がどういう議論をしているか垣間見えましたが、

     「立ちすくむ国家」レポートが日本を動かした 

     今回の前川前事務次官の記者会見は官僚と呼ばれる人たちが普段どんな感じなのか、よくにじみ出ていると思います。

     長いので、最初のプレゼンある程度聞いて、適当につまみ食いするのでもいいと思います。どこ見ても彼は態度が変わりませんから。

     昔産学連携の仕事をしている時は、文科省の方といろいろやりとりありました。大学が企業と従来よりも深く連携してプロジェクトを興していこうというもので、つまり今までと違うやり方をすることが前提です。そのためにはいわゆる規制緩和しなくてはいけません。安易に緩和してしまうと簡単に不正もできてしまいますから、慎重に緩和しなくてはいけませんが、だからといって「前例ないからできません」とかいう話ではありません。そんなこと言ったら、そもそも「産学連携」やらないってことですから。

     私が直接やりとりしたのは、もちろん事務次官なんてトップの人ではなく若い担当の方ですが、その行動原理は前川氏とほとんど同じです。頭の回転が早く、知識も豊富、勉強も良くする、決められた法律やルールの範囲でミッションを遂行するというものです。

     前川氏の記者会見では、プレゼンから質疑応答まで、論理が破綻しません。そしてそれは少なくとも私が直接関わった官僚の方みんなそうです。そういう枠の中でミッションをするのが仕事なのですから。

     官僚がどんな人たちか知らない人は、ぜひ動画をつまみ食いしてみてください。そういう人たちが仕事をしているところです。

     最後の「個人の尊厳、国民主権」というメッセージで、後輩に個人を大事にしてほしいと語っていました。

     私はそれは痛感していて、国家公務員なんて今の所、滅私奉公な典型的なブラック企業です。いくらやりがいがあるとはいえ、いくら国のためとはいえ、自分を犠牲にしすぎで、今子供が国家公務員になるって言ったら、反対します。

     もちょっとまともな働き方ができるようになるには、先日の「立ちすくむ国家」レポート同様、官僚と国民がもっともっと交流することだと思います。そうすれば、官僚ももっと国民主権な仕事をしやすくもなりますし。

     ぜひ動画つまみ食いしてみてください。


    《ワンポイントミライ》(

    ミライ: 今回の記者会見、全官僚が泣いた、って感じですかね。

    フツクロウ: ホッホ。

    ミライ: 文科省だけじゃなくて、他省の官僚さんたちもみんな見るでしょうし。
     
  • 藤井聡太四段はなぜ28連勝できたのか。

    2017-06-22 21:45
    30pt

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     あれよあれよと言う間にデビュー後負けなしで史上最多28連勝した藤井聡太四段。とてつもない記録です。

     藤井四段はなぜ28連勝もできてしまったのか。

     明らかに今までの棋士とは「質の違う」強さを持っているからです。藤井四段にしても、プロになってどれだけもまれるかと思ってたのに、始めてみたらほいほい勝って、自分自身でもあっけに取られているのではないでしょうか。

     21世紀生まれ最初の棋士という象徴的なデビューを果たした藤井四段は、今までの棋士とどう質が違うのか。その背後には、やはり人間より強いソフトがあるのではないでしょうか。

     なにしろ要は本当に将棋に強い人間たちと対戦する前に、人間より強いAIで切磋琢磨しているのです。

     将棋の対局を見ていると、Ponanza の予想手を見て解説者は「この手は人間には思いつかないですね」とか「この手は人間には指せないですね」とコメントすることがよくあります。人間同士の対局や経験の中で、プロ棋士たちの間に培われたいわば「直感」です。

     しかし、AIにとって、そんな常識は関係ありません。あくまで一つの候補手で淡々と読むだけです。藤井四段は、その AI の並べる候補手で育っているわけですから、AIの「直感」に近い「直感」を持っているのでしょう。もし、自分の手を「この手は人間には思いつかないですね」とか「この手は人間には指せないですね」とか言われても、ピンとこないかもしれません。あえていえば人間には読むのが大変な手とか、少しでも間違えると逆転されてしまう勝負手といったものはありますが、今までの人間同士では、「それは指しにくい手」とされて、可能性はあるけどあんまり読まれることのなかった手が膨大にあり、しかし藤井四段は、そういうのを「分け隔てなく」読んでいるのでしょう。

     実際序盤の進め方はAIに近いそうです。古い定跡が頭に染み着く前に、AIの序盤を覚えてしまったのです。

     また終盤の粘る力も大きいのではないでしょうか。必至をかけられて絶体絶命だったのに、攻め続ける中でそれを解除して逆転したこともあります。AIはどんなに劣勢でも、それがどんなに無様でも必ずなにか手を考えてきます。そんなAIに最後まで勝ち切るのは大変でしょうし、逆にAIのように粘れば逆転できる

     最後まで勝ち切る訓練をしていれば、逆に劣勢のときでも、AIのように粘ることができるでしょう。28連勝の中には完全に劣勢であったものの逆転しているものもいくつかあります。

     さらに時間の使い方も正直です。読み筋に入っている時はほいほい指しているようです。最近の棋士はわりとそういう傾向にあるかもしれません。

     その場合逆に読んでいる時は、「ああこれは読み筋じゃなかったのか」と相手にばれますから、人間同士で対戦する場合は、読み筋に入っていてもわざと時間を使って相手に心を読まれないようにしたりするもんですが、まあ最近の人はむしろ AI との読み合いが多いでしょうから、そんな駆け引きに時間を使うのには慣れてないでしょう。

     以上のように質の違う強さだということは、すでに全棋士が意識していることでしょう。

     そしてそれ自体が武器になります。

     羽生三冠と同じように、藤井四段が指せばそれがどんなに悪手に見えようと、「なにかあるのではないか」と疑ってしまいます。そして変な風に指してしまい逆転される。「聡太マジック」です。

     序盤中盤から従来の定跡に縛られない手を指してきますから、考慮時間を浪費しがちになります。

     終盤優勢に進めていてもまったく諦めることなく粘ってきますから、間違えるわけにはいきませんが、すでに時間は使い果たしていて1分将棋になっていたりすると、間違えずに勝つのは大変です。

     藤井四段が勝てば勝つほど、相手にかかるプレッシャーは大きくなることでしょう。

     藤井四段も一度でも負ければ、もっと気楽にさせるのかもしれませんが、ここまできたらどこまで伸ばせるのか、一局一局集中力は高まるでしょうし、ついでに一気に自分のスタイルを築きあげていくことでしょう。いったいどこまで連勝が伸びるのか、また、たとえ負けたとしても、どれかの棋戦では勝ち続けて優勝やタイトル挑戦に行ける可能性は非常に高いのではないでしょうか。それもまた大記録になりそうです。

     逆に彼に対抗できるとしたら、彼より若い人ということでしょうか。AIがなくとも彼はものすごい天才であることは間違いありません。それでも、これからの若い世代で、彼と同じようにAIで訓練して同じように強くなる人が量産されるのかもしれません。はたまた藤井四段は今までの天才棋士と同じように滅多に現れることがないのか。これからの将棋界から目が離せません。

     まずは新記録のかかった次戦が楽しみです。


    《ワンポイントミライ》(

    ミライ: 囲碁の世界では、 囲碁AI、AlphoGoに3戦全敗した柯潔棋士がその後7連勝してるとか。

     【中国話題】柯潔、AlphaGo後7連勝…2017中国交通産業グループ杯優勝 - 【nitro15】 

    フツクロウ: ホホウ。
     
  • [S] JALネット接続無料永続化記念、キラーコンテンツはこれ!

    2017-06-21 00:15
    30pt

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     いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。 

     JAL、国内線機内のネット接続無料を永続  :日本経済新聞 

     15分無料から、全区間無料キャンペーンに移行していたJAL国内線のネット接続。

     なんと永続化!

     ということで、とっておきのキラーコンテンツを紹介します。それは、

     flightradar24

     地図の上に今飛んでる飛行機がリアルタイムに表示されるやつ。

     もちろん自機もありますから、それ見てれば自分がどこ飛んでるかもわかるし、前後にどんな飛行機が飛んでるかもわかります。羽田空港に向こうって何機もの飛行機が行儀よく並んで降りていく様には、ぐっとくるものがあります。

     さらにすごいのは、3D表示。今自分が飛んでいるところを、飛行機視点(パイロット視点よりもっと360度)で見ることができます。小さい窓からその一部だけ見えて、確かに3D表示の通りであることを確認できます。飛行機に乗っていて自分が本当に見たかった景色を、パイロットですら見れない景色を、スマホの中で見ることができるのです!

     このリアル-VR体験(??)、オススメです。ぜひ試してみてください! (なんかアプリ入れちゃうと3D表示視点変えられないかも。わかってないだけかもしれませんが)


    《ワンポイントミライ》(

    ミライ: 画像がないだと?

    フツクロウ: ホッホ。