新しい端末やOSの発表、世界に羽ばたくサービスやアプリの誕生など、さらなる隆盛を感じさせた2013年のスマホ界隈。そのなかでも、特に印象的でエネルギッシュさを感じさせたのは、女子高生の活躍だったのではないかと思うんです。
たとえば今年の3月、彼女たちによって、ひとつのムーブメントが誕生しました。
「マカンコウサッポウ」で、Twitterを沸かせた女子高生
マカンコウサッポウ!!!!!!! pic.twitter.com/OVS9fc1eqO
— ⓜⓘⓚⓐ☃ (@mkpiiii9) 2013, 3月 25
もう説明の必要がないですよね。PhotoShopを使えば、なんでも出来てしまうこの時代に、世界中のTwitterユーザーが腰を痛めてまでもジャンプした、「マカンコウサッポウ」です。
そのムーブメントの勢いはハンパなく、日本では専用のアプリがリリースされ、さまざまなメディアがこの現象を解説していました。さらに、くまモン、ももいろクローバーZ、そして安室奈美恵ちゃんなど、プロのエンターテイナーまでも見過ごせなかったほどです。海外でもこのブームに影響を受けた人たちが、ダース・ベイダーの「フォース・グリップ」という新しい技の進化を産みました。
「そもそもこの技は『魔貫光殺砲』ではなく、『かめはめ波』だよ」ということはどうでもよく、類まれなる発想力と、それをまったく鼻にかけず、ただただ楽しんでいる女子高生たちの様子に、人々が動かされた事件といえるでしょう。
最新SNS『Vine』で、初名乗りを上げたのも女子高生
2013年のSNS事情を語る上で、外せないのが『Vine』です。
6秒間限定のショートムービーを撮影し、Twitterのようにやりとりしあうこの最新SNSは、海外で爆発的な人気を博しました。単なるメッセージ動画だけでなく、風刺やコメディ、アートなどがさかんにアップロードされ、多くの人たち交流していることを、TABROIDでも「見始めると止まらない。人気急上昇ループ再生映像アプリVine【NY通信 #22】」という記事で、今年の6月に報じています。
しかし、一向に盛り上がらないのが、我らが日本。Twitterでつぶやくより、ちょっとだけめんどくさかったり、そもそも日本人は顔出しでなにかしゃべることが苦手な民族ですからね。流行らない理由はいくつでも上げることができます。
そんな状況を打破したのが、女子高生のReika Oozekiさんです。
「世界よ、これが日本の女子高生だ! 『Vine』でRTの嵐を呼ぶ、Reika Oozekiさんの怪気炎」というTABROID記事で紹介した、この女子高生。海外の人以上にアグレッシブな演技で、大ウケしているのです。Twitterのリツィートのような機能「ReVine」でメンションされた回数は2万以上。ほとんど動きの見られなかった日本の『Vine』事情を鑑みると、この数は海外の方まで影響が及んでいるのかもしれません。
また、彼女は創作意欲が盛んで、シリーズものの動画をたてつづけにアップロード。1,000以上の「ReVine」を受けた作品も多く、さらに大きな波及効果を産みそうです。上記記事でも言及しましたが、『Vine』発のテレビタレントという、新しい道のりも切り開かれるかもしれませんね。
『LINE』『CocoPPa』、静かに進化する女子高生文化
そんな女子高生を取り巻くスマホ環境がどうなっているかというと、すでにスマホ所有者のなかで、「『LINE』を利用しない女子高生は、2%しかいません」という状況。聞くところによると、『LINE』の「タイムライン」機能は若年層を中心に盛んに利用されており、旧来のSNSを脅かす存在になりつつあるそうです。中年以降のグループでは、業界の人間同士でも、ほとんど利用されていないというのに...。
また、ネイルやメイクのようにスマホの見た目を変更できる、アイコンカスタマイズアプリ『CocoPPa( ココッパ)』。我々の知らぬ間に海外展開され、すでに1800万ダウンロードまで行っているそうです。「Kawaii」の呪文は軽々と言語の壁を超え、世界を変える影響力を力をもっているのかもしれません。
私たちは、スマホ情報専門のサイトを運営していながら、そうした動きにはまったく無頓着でした。まさに勉強不足。これを恥じて、しっかりと2014年の運営に反映していかなきゃならぬなと思う次第です。
ビバ、女子高生! おじさんたちに、新しい夢を見させてください(ヘンな意味でなく)!
(オサダシン)
かめはめ波でも無い件
変な記事だな
よくわからんww
起承転結とは
すごく読みにくい